内容説明
井上孫四郎は、将来を有望視される南町奉行所の風烈廻り与力だったが、父親との反目からお役儀返上し、しがない浪人の身となった。貧乏ゆえの金欲しさで町のご隠居の愛犬捜しを引き受けた孫四郎だったが、ある日「お父ちゃんが迷子になった」と言い張る少年に出会う。孫四郎はその父親を必死に捜し出そうとするが、少年親子には並々ならぬ曰く因縁があった…。愛妻や仲間たちの助けを得ながら、はぐれ与力・孫四郎が人情の町、江戸を駆け回る。
著者等紹介
池端洋介［イケハタヨウスケ］
１９５７年、東京生まれ。雑誌編集者、業界紙記者を経て、執筆活動に入る（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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めにい
5
あまり期待していなかったのだが、幸太とお福さんが健気で面白くて一気に読んでしまった。古地図を見ながら書いているような雰囲気はちょっと難点だが、商売も決まったことだし、これからが楽しみかも。2015/01/08
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- 和書
- いつもの服、きれいな服
