ベスト時代文庫 鑑定師（めききや）右近 邪剣狩り

桑原 譲太郎【著】

ベストセラーズ（2006/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 301p／高さ 15cm
• 商品コード 9784584365748
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

池ノ端七軒町の長屋に住む嶋右近は、伝説的名刀匠・左文字の末裔として生まれ、その技術を仕込まれる一方で、剣技の習得にも才を見せた。いまや鑑定師として名を馳せていた右近はある日、浅草寺の近くで薄汚い老爺から古錆びた一本を買い求め、それが大業物・孫六兼元であることを知る。折しも江戸の町では噂の盗賊・稲葉小僧が世情を騒がせ、残虐な連続殺人が起きるが、その裏には妖刀村正をめぐる秘密が隠されていた。仇敵との最後の戦いに右近の剛剣が唸りを上げる。

著者等紹介

桑原譲太郎［クワバラジョウタロウ］
１９８６年、『新宿純愛物語』『ボクの女に手を出すな』の２作品が映画化され、鮮烈にデビュー。以後、精力的に執筆活動を展開。ハードボイルドから時代小説まで幅広く執筆を続けている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[退院した雨巫女。]

《母‐図書館》名刀・妖刀を招き入れる右近。恋の行方や、鑑定師になるいきさつも読んでみたい。

2013/04/12

[あかんべ]

表紙イラストはなんだか無骨な人。美女二人にモテルのが悩みの人とは思えない。イメージとしてはもっとすっとした男なんだけどなぁ？

2014/11/16

[uburoi]

殪す。鍛つ。それがこの小説だ。その後譲太郎は右近シリーズを書いたのだろうか。右近は孫六兼元と再会できたのか。久しぶりの、本当に久しぶりの桑原譲太郎だが、本書が2006年。いままだ消えてないだろうか。『新宿純愛物語』『ボクの女に手を出すな』連続ヒットデビューがなつかしいが。

2015/01/05