内容説明
本書は、日本各地のローカル線を旅した鉄道写真家が、目で見て、耳で聞いて、肌で感じた旅情を綴った一冊です。同じボックスに乗り合せた酒焼けの爺さん、行商のお婆さん、りんごホッペの女子高生…。旅先で出会ったほのぼのとした人情、懐かしい香り、いやされる風景。
目次
最果ての地で見つけたぬくもり―宗谷本線
時代を牽引した蒸気機関車―留萌本線
北の大地に刻まれた歴史―日高本線
塗り替えられた交通地図―江差線
険しき鉄道の原風景―五能線
津軽平野の風物詩―津軽鉄道
リンゴ畑を行くステンレスカー―弘南鉄道
駅弁の味は幻に…―花輪線
鉄路に輝く栄誉―山田線
風の谷を列車が走る―米坂線〔ほか〕
著者等紹介
斉木実[サイキミノル]
1963年東京都生まれ。写真家。多摩芸術学園写真学科(現多摩美術大学美術学部2部)中退。出版社写真部助手、スタジオアシスタント、嘱託カメラマンなどを経歴する傍ら鉄道写真に取り組み、現在は鉄道誌、一般誌、新聞、ムックなどメディアで広く活動中。夢は鉄道ルネッサンス。斉木実写真事務所主宰
米屋浩二[ヨネヤコウジ]
1968年山形県生まれ。写真家。東京工芸大学短期学部写真科卒業。真島満秀写真事務所を経て1993年よりフリーとなる。鉄道の旅情溢れる情景を求めて、国内から海外まで幅広く撮影を続ける。1997年より鉄道のサウンドと映像をパッケージした「写音集1~4」を斉木実氏と共著で出版。1999年には富士フォトサロンにて「タイ鉄道旅情」を開催。鉄道誌、旅行誌、一般誌などで作品を発表している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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