内容説明
当たり障りのない話ばかりのガイドブックとは裏腹に、実は危険な香りいっぱいのアジアの旅。タイでは国境越えを執拗に迫る男につきまとわれ、カンボジアでは突如勃発した内戦の混乱に巻き込まれ、バングラデシュでは100人もの半裸の男たちに囲まれた―アジア各国で遭遇した、怪しげな連中と危ない体験の数々。バックパッカーには欠かせないアブない話満載。
目次
微笑みの国のコワイ人たち―タイ
戦車と死体がお出迎え―カンボジア
見せ物にされる恐怖が味わえる―バングラデシュ
美しい景色に隠れて悪がはびこる―ネパール
ダマシとボッタクリは当たり前―ベトナム
怪しい人々との思わぬ遭遇を体験―マレーシア
バックパッカーには非情―シンガポール
不可解な中華流サービスを満喫―香港
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Mari Watanabe
2
言葉遣いが粗い。それがいい。2017/04/26
koguma
2
いわゆるバックパッカーが書いたようなアジアの国々のコワイ一面が満載の本。2008/09/03
HIRO1970
2
☆☆2011/08/03
いっち〜
1
副題の「人間不信紀行」が、日本国内だけだとなかなかない味わい深さ。初版が1997年なので内容的には1980-90年代か?流石に今ではガイドブック的な使い方は無理だろうけど、バックパッカーの体験や心情、あるあるを知れるのは面白く、興味ある人にはガッツリ刺さりそう。まだインターネットさえ黎明期だろうし、こういう本やバックパッカー同士の情報網は大きな情報源だったのかも。ただ、今では日本人がこういう泥臭い旅をすることは減ったろうし、ニュースになるのは悪い時ばかりという…。今となっては最早失われた文化に近いのかも2025/10/20
pochi
1
1998年 12月27日




