内容説明
なぜ、考えていることをそのまま文章に表現できないのか。人を説得し、感動させる文章はどうしたら書けるのか。日ごろ、文章を書く必要に迫られるたびに、こう痛感する人は少なくないだろう。本書は、朝日新聞論説委員として「社説」「今日の問題」「天声人語」などを担当してきた著者が、文章上手になるための方法を公開した一冊である。これでもう、原稿用紙を前にして悩むことはなくなるはずだ。
目次
文章は人柄で決まる
文章感覚のみがき方（人生という書物の読み方；効果的な本の読み方；書く習慣をつける訓練；文章感覚をどうみがくか）
文章作法これだけは（日本語をもっと学べ；現代表記法の習熟；原稿用紙の書き方；各種符号の使い方）
文章上手のテクニック（明快な文章を書け；文章にリズムをつける；文章の個性はどう出すか；文章の構成はどうするか；課題文はどう書くか；手紙の書き方；推敲は絶対必要だ）
