内容説明
「目標」は、いったん上げた業績より下げられることはない。業績を上げれば上げるほど、目標も切り上がっていく。そして、働けば働くほどリスクが大きくなる。そんな成果主義の負うスパイラルを回避するには、どうすれば良いか?ズバリ、ほどほどの業績を上げ、ほどほどの収入と地位でよしとする、「ほどほど主義」に徹することである―。現代サラリーマン必読、究極の保身と出世の3原則。
目次
プロローグ 成果主義時代を勝ち抜くサラリーマン「保身と出世の3原則」
第1章 出世したけりゃ働くな!
第2章 「保身の3原則」(省略、誇張、変形)を駆使せよ!
第3章 「出世の3原則」(拒絶、回避、盲従)で上をめざせ!
第4章 成果主義が会社をつぶす!
エピローグ 保身と出世のためにあらゆるテクニックを駆使せよ
著者等紹介
福田秀人[フクダヒデト]
石川県出身。1971年慶應義塾大学商学部卒業、76年慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程修了。立教大学大学院教授(21世紀社会デザイン研究科危機管理学分野)、放送大学大学院客員教授(同大学危機管理学講座主任講師を兼務)、国税庁税務大学校講師、福田経営コンサルタンツ代表。日本労務学会理事、東京西南ロータリークラブ理事。横浜国立大学、慶應義塾大学、法政大学、武蔵大学、外務省ロシア知的支援プロジェクトなどの講師や大手メーカー系シンクタンク顧問などを歴任。「夕刊フジ」に連載の「サラリーマンのための『逆転』危機管理術」などで、成果主義の副作用を警告。多くのサラリーマン、経営者から、大反響を呼ぶ。その他、福田永一のペンネームで『管理職入門』(東洋経済新報社)、『逆境を打開する管理職』(商工にっぽん)、など著書、論文多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



