日本防衛のあり方―イラクの教訓、北朝鮮の核

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  • サイズ B6判/ページ数 326p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784584188170
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C0031

内容説明

イラクと北朝鮮を反面教師として日本が保有する軍事力を精緻に検証し、21世紀日本の安全保障のあり方を問う。

目次

第1章 イラク戦争の総括(変わってきた戦争の概念;成功した技術重視のラムズフェルド戦略;戦略と戦術を変えたステルス技術 ほか)
第2章 北朝鮮の核兵器と弾道ミサイル(北朝鮮の大量破壊兵器問題;「特別な」存在の核兵器;北朝鮮、寧辺の核施設をめぐる疑惑 ほか)
第3章 日本の選択肢(減少した国家間の衝突と増大した民族・宗教紛争;「国際貢献」に対応する人的な問題;軍事力の基本は抑止力 ほか)

著者等紹介

江畑謙介[エバタケンスケ]
1949年生まれ。上智大学大学院理工学研究科機械工学専攻。博士後期課程修了。1983~2001年、英国の防衛専門誌『ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー』通信員。95年スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)客員研究員。99年より防衛調達審議会議員。2000年より内閣官房情報セキュリティ専門調査会委員。2001年より経済産業省産業構造審議会安全保障貿易管理小委員会委員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

maimai

3
北朝鮮の弾道ミサイルテポドンや湾岸戦争における軍事技術の高度化にあるように軍事技術はハイテク化の一歩を辿りつつある。 米のラプターはステルス性能ありでスピードとミサイルがマッハ単位であることから軍事とITは切り離せない関連性にあり、IT技術は経済だけでなく国防に繋がるのだろうか。 さてこのミサイル問題に関してだが北朝鮮とパキスタンの大量破壊兵器に関する疑いが強くテポドンの発射問題から日本は度々脅威を受けている。 2021/05/06

check09

1
「安全保障とは何か―脱・幻想の危機管理論」に続き、江畑謙介の著書を読んだ。この順序でよかったと思った。本書は安全保障の基本も説いているが、出版年が新しいこともあり北朝鮮・イラク等の具体的な分析がより多く含まれている。また、日本の防衛力についても冷静で詳細な分析があり、勉強になった。先の書と本書には5年間の間があるが、基本的な考え方が揺らいでいないこと、そして現実とほぼ一致していることはやはりすごいと思う。2011/01/14

しんぺい

1
北朝鮮は核を配備した。日本は従来の盾の機能だけでなく、矛の機能も装備しなければならない。しかし強力な武力を装備して、世界を驚かしてもいけない。バランスを取るのが難しいが、いまの政治家でできる人がいるのか疑問である。2009/11/20

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