内容説明
「いるだけで周りの雰囲気が色濃くなる」という作家・吉行淳之介。「洗練」「ダンディー」と称された“いい男”の魅力を17人が語り尽くす。
目次
妹として―淳之介さんのこと(対談 吉行和子・向田和子)
17の物語(水平思考(村松友視)
お洒落(中村メイコ)
好き嫌い(山藤章二)
バー(タモリ)
銀座(野坂昭如)
ジャケット(井上陽水)
優しさ(宮城まり子)
匂い(瀬戸内寂聴)
禁欲的放蕩(川村二郎)
不器用(吉行あぐり)
礼状(黒鉄ヒロシ)
笑い顔(田村順子)
『葦』(鈴木重生)
陣中見舞(徳島高義)
「程よく」(大久保まり子)
純文学(大久保房男)
着物(嶋津桜子))
吉行淳之介エッセイ・アンソロジー(『銀座と私』;『遊び仲間』;『パチンコ雑話』;『松葉杖の花売娘』;『街角の煙草屋までの旅』;『鞄』;『犬が育てた猫』;『小道具たちの風景 財布もしくは蟇口』;『人工水晶体』;『やややのはなし』)
著者等紹介
相庭泰志[アイバヤスシ]
昭和29年福島県生まれ。スポーツ誌、人生誌などの編集部勤務を経て58年フリーランスのライターとなる。月刊誌、単行本を中心に人物ルポや紀行文などの取材執筆・編集活動を重ね、編集プロダクション「編集工房ペンハウス」設立
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。