内容説明
人はなぜ、かくも残虐になれるのか。鞭打ち・棒打ち・三角拷問など残酷刑の手口を詳述。
目次
1章 いたぶられる人体
2章 引き裂かれる肉と骨
3章 悲鳴とともに葬られる命
4章 精神を攪乱させる
5章 尊厳を崩壊させる
6章 実験台としての人体
7章 市民が私刑(リンチ)に狂うとき
8章 性的凌辱の極致
9章 独裁者の恐怖支配
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sasha
3
相手をいかに苦しめるかを考えるのなんて人間だけなんだろうな。ありとあらゆる方法で、肉体的に、精神的に苦しめる。本書はほとんど処刑のお話。人間はみんな一皮むいたらとてつもない残虐性を秘めているんだろうか。2013/06/25
戸塚こだま
1
コンビニ本を再編集したような感じだけど、事例が淡々と書いてあっていい感じ。近現代寄り。2016/07/28
アッシュ
1
地獄の鬼も舌を巻くほど残虐非道な行為を人間は行う事が出来る。 この本に書かれた数々の歴史から読み取ることが出来た。 人は憎しみにより悪魔になる。 自分の目の前で最も愛する者が表現できない程の屈辱・凌辱極まりない拷問のうちに殺されたなら・・・ 人間が存在する限り、愛によって平和になもなるが、その逆も然り。 闇の歴史を知ることにより、私の人生の密度が少し変わった。2012/09/10
しぇんりん
0
ショッキングな内容。ひとはなぜここまで残酷になれるのだろうか?と考えさせられる一冊。