内容説明
平成のいちご世代への、昭和の『ファンシー』。この書はいわゆる「お宝」本ではありません。カワイイものの図鑑にして、記憶の彼方へ消えてしまった、あの「なごみ」を思い出させる心のレア本です。
目次
かわいい事始め―はじめに
消えたアップリケ―アップリケ
消えたこけし人形―こけし人形
かわいいのすすむ道―それいゆ
かわいいを探しに行こう
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ybhkr
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この手の本なのに宇山あゆみさんじゃないんだ、と思っていたらスペシャルサンクスされてた。著者は中原淳一さんやそれいゆが好きなんだろう。わたしは、中原淳一の説教くささや、少女とか女性への過剰な夢の押し付けが大変苦手。絵まで苦手になってくるほど。内藤ルネは好きだしルネテイストのものは好き。こけしの特集はカユいところに手が届く充実感で気に入りました。ちょっと文章は苦手だけど、写真が豊富ですばらしい。最近はこけしをキャンバスがわりにしたアートとか、それってこけしの意味ある?みたいな作品もあり、凹んでましたが蘇った。2016/11/30