目次
1 たまごっち前夜
2 産みの苦しみ
3 生産が追いつかない!
4 親鳥になるということ
5 ヒット商品のつくり方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チサエ
11
たまごっちの生みの親・横井さんの生い立ち、バンダイからウィズへ、たまごっちの企画・開発秘話などなど。初代の本体デザイン案とかも載っててとても興味深かった。アラレちゃんの「んちゃ!ばいちゃ!」ゲーム持ってて数ヶ月前に片付けのさなかで出てきたけど、電池入れ替えたらまだ動いたよ。たまごっち以前から、横井さんが手がけたそういう物にお世話になってたんだなあと知って、嬉しかった。横井さん、たまごっちを世に生み出してくれてありがとう!これからも楽しませてもらいます。2023/08/12
C-biscuit
10
ネットで目に留まり、古本購入。2年程前に銀座で飲んでいたところ、隣のグループと意気投合した。4人のグループだったが、なんと、たまごっちを開発した人達だった。なるほど、キラキラしていた。そんなこともあり、今更、この本を読む。渡辺課長や水垣さん、大活躍である。本当にすごい人達だったのがわかる。そういう人物像を思い浮かべながら読んだが、子供番組とのタイアップ商品の話が興味深かった。プリキュアや妖怪ウォッチなど我が家も踊らされてるが、キャラクターはハヤクターという根本と企画段階からやっているとは。楽しく読めた。2015/12/07
もも
0
★★★★☆ 一世を風靡した「たまごっち」。たまごっちは一体どういう経緯で造られたのか、果たしてただ単なる「ひらめき」によるものなのか?紆余曲折を経て商品化に至った経緯が製作者の横井さんが読みやすい文章でおもしろわかりやすく書いていらっしゃいます。なんだか商品開発したくなる本。あとwizとバンダイに入社してみたくなる本。2009/07/23
はなちゃん
0
たまごっちを作る側の人の事なんて考えたこともなかった。たまごっちは25年以上経ったけど、今でもバージョンアップしながら存続してるし、大ヒット商品だと思う。単純に見えるキャラを生み出すにもいろんな人が描いたとか、デザインの街頭アンケートしたりとか、モノを作るって大変なんだなと思った。2023/03/04
工作魂
0
時間も人的にも経済的にも限られた中、非常に考えられたものであったことに驚かされる。同魂異才の集団と、それら才能ある集団を束ねてまとめ上げた横井さん、ホントに凄い。ものを作るというものを超えている。お客様の目には触れない輸送用の箱にも遊び心があるところなんて、こんな製品あるだろうか。横井さんの古巣であり依頼先のバンダイが随所で語られているが、バンダイの社風の素晴らしさが感じられる。 最後の「たまごっち」関連ニュース資料も、本編で語られていないエピソードが書かれているので必読。2022/08/02
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