内容説明
冤罪、拷問、暗黒裁判。日本人妻も多数が収容される女子刑務所、これが地獄絵図。人間はかくも残酷になれるのか。傷だらけになって死んでいく無辜の人々。凄惨な北朝鮮刑務所の全貌が今、白日のもとに曝される。
目次
1章 そこは悪魔どもの巣窟
2章 拷問、拷問、拷問の毎日
3章 暗黒裁判と尻尾のない獣たち
4章 寒さと飢え、十八時間の強制労働
5章 輸出工場は地上最後の奴隷船
6章 闇に葬られる多くの命
7章 帰国者、日本人妻たちへの迫害
8章 餅より泥がおいしいなんて
9章 凍てつく豆満江を越えて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Akis
0
現在いい大人ですが、初めてこの本に出会ったのは、小学生の頃親が持っていたからでした。表紙だけで十分恐ろしかったですが、少しだけ内容を読むと当時の私には考えも及ばず恐ろしすぎて、そのまま閉じてしまった。それから何年もたち高校生になった頃、改めて家の中で発見し読みました。最後まで読みましたが、思わず目を背けたくなるような事が多々記載されてます。すぐ近くの国で起こっている事実。北朝鮮との関係が緊迫した今、その全体を知る一つとして読むべきと思います。
GAKU
0
悲惨な内容でした。2014/05/24
-
- 和書
- 「LGBT」ヒストリー