内容説明
結成から終焉までの軌跡、全国のゆかりの地までを徹底紹介。動乱の幕末を駆け抜けた「新選組」のすべてが1冊に。
目次
第1部(新選組局長近藤勇―泣く子も黙ると恐れられた“撃剣匠”の峻烈なる生涯;新選組副長土方歳三滅びの美学―「われ壮年武士となって名を天下に上げん」旧幕府軍に殉じて蝦夷に散った孤高の烈士)
第2部 京都・壬生での結成から、終焉の函館戦争まで幕末に散った6年間の歴史を追う―動乱の幕末を駆け抜けた新選組の軌跡(胎動編―近藤・土方ら運命の出会いから新選組誕生まで;烈風編―混乱の京に新選組の威名が轟く絶頂期 ほか)
第3部 思想、剣術、人物相関図…新選組という組織のすべてが丸わかり!―新選組とは何だったのか?(服装から隊規、給料まで!新選組の素朴な疑問がすべて分かる!―新選組基本の「き」;近藤、土方、沖田が腕を磨いた武術!―天然理心流の最強剣術 ほか)
第4部 激動の幕末を駆け抜けた蒼き群狼の軌跡を辿る―新選組ゆかりの地を旅する(多摩;京都 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
74
資料が豊富で読み応えがあります。新選組の基本的なことは大体押さえていますし、あまり知らない人でも興味深く読むことができるのではないでしょうか。文章も平易でわかりやすいですし。所縁の地を紹介しているのも嬉しいところ。新撰組ファンにも満足いく内容になっていると思います。これだけの内容が詰まっているとまさにファンブックと言ってもいいかもしれませんね。2017/07/04
こばまり
48
小ぶりながら情報満載フルカラー。嗚呼、私も新選組を旅したい。2018/05/21
mawaji
9
司馬遼太郎、木内昇と新選組づいていたので、池袋ジュンク堂で見かけて即購入。薄い割に盛りだくさんでなかなか読み終わらないと思っていたら、ページを繰る毎に活字が小さくなっているようでした。その細かい字で綴られる新選組のキホンからファッション、天然理心流の組太刀、一人ひとりの人生がドラマチックな小説になりそうな多士済々の隊士たちの人物像などとても読み応えがありました。森村誠一の書き下ろしエッセイは新選組の存在理由を的確に言い表しているようです。あの「逃げ恥」にも出てきていた山梨の大善寺も新選組縁の地だったとは!2018/04/25
niwanoagata
5
オールカラーでとても見やすく、通史から観光情報までまとめられています。胎動、烈風、敗走、落日と4部構成で新選組の動向をまとめた第2部は緊迫感もあって良かった。
キコ
4
オールカラーでこの値段(500円税込)は安い!この本を参考にして京都を周りました。次は前回行けなかった八木邸と角屋に行きたい(^L^)会津もいいな~2015/05/11