内容説明
一年戦争に学ぶ勝者の法則。『機動戦士ガンダム』のなかで描かれた人類史上未曽有の戦乱「一年戦争」にかかわった組織や登場人物たちの動向を組織論の手法によって考察し、「一年戦争」で起きた事象と現代社会との共通点を探る。
目次
第１章 マクロ組織論―「一年戦争」組織論（屋台骨の揺らぎだした大組織 地球連邦軍；拡大する新興組織 その発展と衰退 ジオン公国軍；きわどいパワーバランスのなかで生き抜く組織 中立コロニー・ＭＳ開発メーカー）
第２章 ミクロ組織論―「生きのびるため」のリーダーシップ論（連邦軍の集団間対立 レビル将軍対ゴップ提督 ホワイトベースの運用；ジオン軍の集団間対立（ザビ家兄弟の三派閥 その構造と比較；オデッサ作戦シミュレーション））
第３章 組織内スタッフのモチベーション―キャラ別にみる対人関係の極意（組織のあり方を変えたＭＳ運用の新発想―アムロ・レイ；才能・実績を備えたスタッフとの付きあい方―ブライト・ノア；途中参加スタッフの自己ＰＲ術あれこれ―スレッガー・ロウ ほか）
著者等紹介
漆原誠［ウルシバラマコト］
某国立大学で博士号を取得。某大学で「経営学」の教鞭をとる講師であり研究者
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
