制服少女たちの選択 完全版―After 30 Years

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制服少女たちの選択 完全版―After 30 Years

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  • サイズ 46判/ページ数 496p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784584140000
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

今から、30年前。制服や下着を売ったり、パパ活(援助交際)したりする少女たちが「問題」とされた。しかし、それは、買う男たちこそ問題であり、買わせる社会の問題ではないかと告発したのが本書だ。
皮肉にも、著者が有名論客、著名文化人となってしまったために、かえって、その主張は理解されたとはいえませんでした。
彼が誰に向けて、何を語り、何を語らなかったか。あの時、私たちは何を選び、何を選ばなかったか。いま、私たちは何を選ぼうとし、何を選び損ねているのか、あらためて、世に問いかけます。

内容説明

一九九〇年代、制服や下着を売り、「援助交際(パパ活)」をする少女たちが「社会問題化」した。しかし、それを問う社会に問題はないのかと告発した著者が、三十年の時を経て、再び世に問いかける。大幅加筆、書き下ろし原稿を収録。さらに、当事者座談会、社会学者・圓田浩二との対談、コラムニスト・中森明夫の解説、作家・鈴木涼美、社会学者・上野千鶴子との鼎談を加え、現代社会の本質に迫る!

目次

『制服少女たちの選択 完全版 After30 Years』まえがき 新しい『制服少女たちの選択』のために 「お前が言うな」「だからこそ言う」―アイロニーとパレーシアのあいだで
『制服少女たちの選択』一九九四年単行本版まえがき わたしたちは何が「問題」なのかを発見することからはじめなければならないらしい
第1部 制服少女がパンツを売る理由
第2部 コミュニケーションの進化史
第3部 選択の後、彼女たちの今
『制服少女たちの選択 完全版 After 30 Years』あとがき たかが「社会」の終わり 街に微熱があった頃、人は互いの目をみて話した

著者等紹介

宮台真司[ミヤダイシンジ]
1959年宮城県生まれ。社会学者。元東京都立大学教授。東京大学文学部卒(社会学専攻)。1990年数理社会学の著作『権力の予期理論』で社会学博士学位取得。「マル激トーク・オン・ディマンド」、「深掘TV」ほか、ネット番組やラジオ等に多数出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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なつのおすすめあにめ

4
私は1990年生まれ。九〇年代は「阪神・淡路大震災」「地下鉄サリン」『エヴァンゲリオン』「酒鬼薔薇聖斗」など『ノストラダムスの大予言』に向けて世紀末ムードで日本が暗くなっていたが、宮台真司はそんな中「制服少女たちの選択」に「まったり革命」を見出し、「少女たちは傷つかない」と宣言し時代を代表する知識人となった。しかし、制服少女たちはメンヘラ化してしまい、宮台は後に一部主張を撤回する事となったわけだが、では2025年のこの令和に、この本を読む事は無駄なのか。そんなことはない。歴史的価値を持つ資料として読んだ。2025/05/28

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