出版社内容情報
NHKのアナウンサーとして順風にキャリアを重ね、東京勤務になってからは夕方5時の帯ニュース番組を担当し、「さあこれからだ!」という矢先に違法薬物で逮捕。さらに違法という自覚も無く、自分自身で製造まで行っていたという。そんな氏が、そもそもなんで薬物に手を出したのか、依存するようになったのか。後悔と懺悔の独白および、底からのリカバリーなど、自身の経験をこと細かに独記し、薬物使用に対する警鐘本とする。
内容説明
報道する側から一転して報道される側に転落し、後悔と懴悔の日々から、ついにはうつ病を発症。薬物使用者はいかにしてリカバリーするべきか。NHK「シブ5時」リポーターだった著者の逮捕・勾留の内幕と、自責の念から発症したうつ病との向き合い方。いったい薬物逮捕者はどう立ち直ればいいのか。
目次
第1章 逮捕前日
第2章 湾岸署勾留30日間
第3章 NHK懲戒解雇
第4章 進行するうつ病
第5章 依存症回復施設通院
第6章 どん底からの立て直し
第7章 違法薬物と報道
特別対談 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存症センターセンター長・松本俊彦×塚本堅一―薬物依存のレッテルから社会的に回復できる世の中に
著者等紹介
塚本堅一[ツカモトケンイチ]
元NHKアナウンサー。明治大学卒業後、2003年にNHKに入局。京都や金沢、沖縄勤務を経て2015年に東京アナウンス室に配属。月曜~金曜の夕方5時の帯番組『ニュース シブ5時』のリポーターを担当し、夕方5時台の顔になる。2016年1月に液体状の危険ドラッグ「ラッシュ」の所持・製造で逮捕され、翌2月にNHKを懲戒免職となった。釈放後はうつ病になり、国立精神・神経医療研究センターの松本俊彦医師の勧めで、依存症からの回復施設「RDデイケアセンター」に通所。現在は自助グループに参加しつつ、依存症予防教育アドバイザーとして、依存症関連イベントにて司会や講演活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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