出版社内容情報
伊藤博文は知られた存在ではあるが、昨今、韓国人に暗殺されるというイメージが強くなっている。しかし近代日本をつくったのはまぎれもなく彼である…。明治維新150周年に初代内閣総理大臣の功罪を追求する。
内容説明
アジアの中でなぜ日本だけが近代化に成功できたのか?貧農出身から“愛されキャラ”で政権トップまで上りつめた伊藤博文。「国会」「憲法」「銀行」「鉄道」「電信」「四民平等」etc.近代日本を建国した人物の軌跡―。
目次
まえがき 初代にして最年少の総理大臣
第1章 マンガのような激動の青年時代
第2章 「封建制度」をぶっ壊せ!
第3章 「文明開化」の伝道師
第4章 「中央銀行」という世界最先端の金融システム
第5章 「大日本帝国憲法」の光と影
あとがき 伊藤博文が危惧した日本の未来とは?
著者等紹介
武田知弘[タケダトモヒロ]
1967年福岡県生まれ。西南学院大学経済学部中退。1991年大蔵省入省。1998年から執筆活動を開始。1999年大蔵省退官、出版社勤務などを経て、フリーライターとなる。歴史の秘密、経済の裏側を主なテーマとして執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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