内容説明
“壁”をなくして、私たちは幸せになったのか?世界中に混乱をもたらした、「グローバリズム」の危険性にやっと人々が気がついた―。複雑怪奇な国際情勢を解読し日本の役割を再確認する一冊。“市場”社会から“調和”社会へ。
目次
第1部 「グローバリズム」の欺瞞と危険性(日本が“真”の独立をするときが来た;トランプ大統領誕生の背後にある、米国民の本音;やるべきことは「移民」を生み出す国の環境改善;イスラム過激派テロの裏にあるもの;「保守」対「革新」の対立軸はもう古い)
第2部 「日本経済」は必ず復活する(「アベノミクス」を成功させるウルトラC;経済合理主義時代の終わり;日本人の労働観と日本の伝統的な経営方式;プーチン大統領の構えるミットに投げこむボールは?)
第3部 「日本とは何か」を考察する(「都知事騒動」が私たちに教えてくれたこと;イギリスEU離脱から考える、日本の民主主義;選挙に負け続けているメディアは内なる敵;危機は知らず識らずのうちに近寄ってる;タイ国王が国民に呼びかけた「足るを知る」の意味;真珠湾攻撃を「歴史的な視点」から振り返る)
著者等紹介
馬渕睦夫[マブチムツオ]
元駐ウクライナ兼モルドバ大使、元防衛大学校教授、現吉備国際大学客員教授。1946年京都府生まれ。京都大学法学部3年在学中に外務公務員採用上級試験に合格し、1968年外務省入省。1971年研修先のイギリス・ケンブリッジ大学経済学部卒業。2000年駐キューバ大使、2005年駐ウクライナ兼モルドバ大使を経て、2008年11月外務省退官。同年防衛大学校教授に就任し、2011年3月定年退職。2014年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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