米国人弁護士が「断罪」 東京裁判という茶番

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米国人弁護士が「断罪」 東京裁判という茶番

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784584137635
  • NDC分類 329.67
  • Cコード C0030

出版社内容情報

悪名高い極東国際軍事裁判は、裁いた連合国側、米国側の視点からはどう見えたのか―その欺瞞を暴いていく。また、「もし日本があの戦争に勝利していたらどうなっていたのか」というフィクションをコミックで収録し、日本人の素晴らしさを伝えた一冊。

内容説明

本当はアメリカ政府こそが、自国民を騙して戦争をはじめたのだ。もし、仮に、公平な国際軍事裁判が行われたならば、『戦争犯罪国』として裁かれるのは、アメリカだった。それなのに日本人の認識も、世界の人々の認識も、まったく逆になっている。これが、『歴史戦』の真実だ。史実を歪曲して、歴史を捏造し、世界中にプロパガンダを流布して、「歴史修正」を実行したのは、アメリカ政府だった。なぜアメリカ人弁護士の私が、『歴史戦』の真相を、いま問題にするのか。訝しく思われる方もいるだろう。しかし、その理由は単純明快だ。私は嘘が大嫌いなのだ。弁護士なのでファクト、すなわち“事実”をもっとも重視しているからである。

目次

序章 歴史戦は、いまも戦われている
第1章 東京裁判は、WGIPのための『プロパガンダ劇場』だった
第2章 戦争を起こしたのは、アメリカだった
第3章 残虐行為をしたのもアメリカだった
第4章 東京裁判への道
第5章 東京裁判ハイライト
第6章 侵略戦争の「共同謀議」も「南京大虐殺」も、すべて虚構だ
第7章 アメリカの当事者も、東京裁判の判事たちも批判した東京裁判
終章 東京裁判史観は、間違っていた

著者等紹介

ギルバート,ケント[ギルバート,ケント] [Gilbert,Kent Sidney]
米カリフォルニア州弁護士・タレント。1952年、米国アイダホ州生まれ、ユタ州育ち。71年、米ブリガムヤング大学在学中に、モルモン教の宣教師として初来日。75年、沖縄海洋博覧会の際にアメリカパビリオンのガイドとして再来日。80年、米ブリガムヤング大学大学院を卒業。法学博士号、経営学修士号、カリフォルニア州弁護士資格を取得して、国際法律事務所に就職し、法律コンサルタントとして来日。83年、テレビ番組「世界まるごとHOWマッチ」にレギュラー出演し、一躍人気タレントとなる

植田剛彦[ウエダタカヒコ]
ジャーナリスト。1945年、甲府市生まれ。マスコミ研究会代表。報知新聞社、国際ニュース『ニューストラック・ジャパン』編集長などに就任後、執筆活動に入る。海外に多くのパイプをもち、海外取材や外国要人のインタビューを数多く手掛ける。特に韓国・北朝鮮に精通しており、韓国で出版された単行本もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にく9

25
これは。。。アメリカ人が自ら祖国を断罪したことに、意義を見出すだけの本?内容的にはここ20年以上、様々な国内外の学者等が発表していることがらばかりで新しい発見は見当たらず。すぐ修正主義だ!と条件反射的に批判する姿勢へ1石投じたと見ればいいのかな?2016/12/19

Lila Eule

10
ヴェノナ文書、フーバー大統領回顧録をマスコミがなぜとりあげないのかよくわかった。カエルの楽園をとりあげないのと同じようだ。大手メディア・新聞は、事大商売で、自身の権勢に保身する組織のようだ。東京"裁判"史観の疑問視が、アメリカの保守で起きているとは。なんと日本の"報道人"は狭量なのだろう。事実と事象から真実を怜悧に論ずる報道ができないものか。米人著者に精神構造を病的と疑われるのも致し方なしか。戦時中、日本人排斥の民主党、差別反対・日本人受入れのラルフ・カー(共和党)を思い出した。2017/01/26

Masa

5
日本の左巻きマスコミは報道しないが、ネット言論の一般化で東京裁判史観がおかしいと気付く日本人が増えた。僕自身はこの問題を昔から注目しており、本書も実に興味深く読んだ。この茶番劇の張本人である米国の敵ながら天晴れな所は、情報公開法により自国に不利な情報も一定期間後に公開される。1995年公開のヴェノナ文書、日米戦争はルーズベルト民主党に潜入したソ連のスパイに仕組まれた証拠であり、その影響力は歴史認識を180度転換させた。今や東京裁判史観否定論は日本ではなくアメリカが発信していることに注目すべきである。2017/01/30

真之介

5
ケントさんの本、記事はある程度読んでいるが、これほど舌鋒鋭い文章は初めて。 漠然と、全体的には判っていた事とは言いながら、きちんと整理し、克明に明示されてみると読み進むのが辛い部分もある。 やはり、アメリカにはフェアを尊ぶ精神が根幹にあって、ケントさんのような人はありがたいと思う。 だからこそ、広島でのオバマ大統領と、被爆者の和解のあり方が正しい指針だと思う。 今になっても嘘を更に重ねる中国、韓国との和解、真の理解などがあり得ない証拠でもあるだろう。2016/12/21

Barca

4
「日米どちらの国民も、自らの意思で真実を調べない限り、教育や、マスコミ報道を通して、偏った考えを植え付けられてしまうものなのだ」2017/02/26

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