経済で読み解く明治維新―江戸の発展と維新成功の謎を「経済の掟」で解明する

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経済で読み解く明治維新―江戸の発展と維新成功の謎を「経済の掟」で解明する

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  • サイズ B40判/ページ数 285p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584137239
  • NDC分類 332.105
  • Cコード C0030

出版社内容情報

いままで、謎につつまれていた明治維新の本質に迫る。自虐史観でもなく、皇軍史観でもなく、経済的視座からの斬新な歴史観で、明治維新に明快な解釈と評価を下す。迷走する日本経済の出発点がここにある。

内容説明

江戸時代の日本は“世界最強”の「資本主義」の国だった!“世界史の奇跡”と言われる、「明治維新」とはいったい何だったのか?江戸幕府のマクロ経済政策から百姓のビジネスモデルまで、維新前史を“経済的視点”で描く―「経済」がわかれば、「日本」がわかる!!

目次

第1部 飛躍的に発展していた「江戸時代の経済」(「貧農史観」を捨てよ!;なぜ江戸幕府はいつも「財政難」なのか?)
第2部 資本主義を実践していた「大名」と「百姓」(大名と百姓のビジネス;借金苦に喘ぐ大名、アイデアに溢れる商人)
第3部 なぜ江戸幕府は“倒産”したのか?(「民間の活力」を生かせなかった江戸幕府;「明治維新」に必要だった、薩摩藩の“リアリズム”と長州藩の“狂気”)

著者等紹介

上念司[ジョウネンツカサ]
1969年、東京都生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。在学中は1901年創立の弁論部・辞達学会に所属。日本長期信用銀行、臨海セミナーを経て独立。2007年、経済評論家・勝間和代と株式会社「監査と分析」を設立。取締役・共同事業パートナーに就任(現在は代表取締役)。2010年、米国イェール大学経済学部の浜田宏一教授に師事し、薫陶を受ける。金融、財政、外交、防衛問題に精通し、積極的な評論、著述活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Miyoshi Hirotaka

35
開国の大変化は全国に及んだ。「木曽路はすべて山の中」で始まる「夜明け前」にはこの様子がよく書かれていた。幕藩体制は関ヶ原の戦いを固定化したもの。改革のチャレンジャーが何人か出たが、中途半端に終わった。「関ヶ原の足枷」が抵抗勢力だった。強い経済力がありながら国防力を強化できなかった。また、高度な資本主義を発達させながらも為替レートの設定交渉に失敗、通貨不足が起こり、マクロ経済を混乱に陥れた。庶民には原因がわからない。排外熱は経済問題と無縁ではなかった。志士視点の歴史観では、重要な経済問題が抜け落ちてしまう。2017/04/02

masabi

25
江戸時代を経済の観点から読み解く。筆者がリフレ派ということもあり、貨幣改鋳による貨幣供給量の増加が生産性に見合ったことで経済成長を促進したことを指摘する。日本史と経済学の知識があったほうがより楽しめると思う。江戸幕府は分権型で中央政府でありながら全国に対しての徴税権を持たなかったこと、ひいては政府の人材が経済政策に無知だったために明治維新は必然だったとする。2016/09/02

さきん

17
改鋳に対するマイナスイメージを覆す試みだと思った。お金の供給量を増やすことが景気を刺激したというリフレ的な考えが強く反映されている。藩札の話も勉強になる。2016/05/15

jiangkou

8
またまた明治維新というより幕藩体制と江戸時代の経済体制という感じの内容。江戸時代が教科書にあるような農民vs武士みたいなのでは無いことが[菜の花の夢]などの小説でしっていたが、なぜ幕府や藩が急に財政危機に陥ったのか、でも田沼の元禄文化とかあったけど、これって悪いことなの?とかよくわからなかったことが分かった。室町期の銭不足⇒石高制で安定⇒戦乱終了江戸で経済発展、インフレ+米増産⇒米価下落⇒米を売ってももうからない、藩困窮、というシンプルな話だった。意外だったのは薩摩等も大借金を踏み倒していたこと。面白い。2017/11/04

珈琲好き

8
マクロ経済学の知識なしに江戸時代は理解できないなと痛感2016/08/06

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