日本が中国の属国にさせられる日―迫り来る恐怖のシナリオ

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日本が中国の属国にさせられる日―迫り来る恐怖のシナリオ

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784584137116
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0031

内容説明

日本人が、今も共産主義を恐がり、イヤがるのには深い理由がある。中国とロシアの、血塗られた残虐な革命の歴史を肯定することはできない。あれらは、やってはいけなかった人類史の実験だったのだ。案の定、大失敗した。今、アラブ世界で起きているIS「イスラム国」という過激派たちの出現の問題もよく似ている。私たちは、それでもなお、日本に迫り来る共産・中国の巨大な力を、正確に測定して感情に走ることなく、冷静に対策を立てなければいけない。

目次

第1章 日本が中国の属国にさせられる日
第2章 反共主義という信念
第3章 中国がつくった新しい経済学
第4章 社会主義、共産主義は何を間違ったのか
第5章 暴力革命を否定したマルクス
第6章 中国共産党も確かにこんなにヒドいことをしてきた

著者等紹介

副島隆彦[ソエジマタカヒコ]
評論家。副島国家戦略研究所(SNSI)主宰。1953年、福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授等を歴任。政治思想、法制度、金融・経済、社会時事、歴史、英語研究、映画評論の分野で画期的な業績を展開。「日本属国論」と米国政治研究を柱に、日本が採るべき自立の国家戦略を提起、精力的に執筆・講演活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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九曜紋

12
著者は巷に流布する「中国は国内の矛盾が増大し、いずれ分裂、崩壊する」という説に対し、「中国は崩壊などしない。どころかますます膨張しアメリカに替わって次なる覇権国になる」と主張してきた。しかし本書では日本人のみならず世界中の人々が恐れ、忌避する共産主義という社会実験の場となったロシアのボルシェビキ革命を人類史上の大きな過ちであったと結論づける。もちろん共産中国も同じ。副島氏に何があったのか?共産主義は嫌悪すべきものではあるが、それと中国の覇権国化という現実は分けて考えよということか?私の読解力不足だろうか?2016/05/16

ネコ虎

6
 かくも無残な本を書き、老醜をさらす副島隆彦。自信過剰もここまできては痛々しい。現実も見えず、理論もなく、昔の黴の生えた貯金を下ろしても誰も頷きやしない。「日本の保守派の人々の考えを理解しなければならない」とか「私は中国の肩を持つ人間ではない」書いているので、やっと改心したのか思いきや、全くの大嘘。全く昔のまんま。「中国は崩壊するという本を書いた人々は今赤っ恥をかいているはずだ」と未だ中国礼讃。砂漠の鬼城を持てはやし、中国は世界一の国になると言い張る。(続く)2016/07/15

yuui02

5
どうも副島さんが谷沢永一氏の本に感銘を受けて書かれた本らしい。アメリカが中国共産党を育てたことは副島氏監修のマッカーシーの『共産中国はアメリカがつくった』にも詳しくかかれている。中国共産党や共産主義批判が中心ですが、私のような陰謀論者的には共産主義の背景にもっと迫って欲しかった。本の中で資本主義はプロテスタントが元になってるというマックス・ヴェーバーが間違いで、本当はユダヤ思想だと言ってますが、共産主義もユダヤやプラトンが元だと思うので。2016/06/14

河童

4
副島節健在な一冊。でも副題に「迫りくる恐怖のシナリオ」とありながら、日本が中国の属国にさせられる、そのシナリオらしき記述はない。著者本人も認めている。終始共産主義の欠点、汚点を述べる。あとがきで、「中国が日本に攻めてきたらどうするか」について、この本で精一杯自分の考えを書いた、とあるけど、ウソです。確かに「共産主義の何が、どこがどう間違いか」については論究されていますが、本人も言うように、「駆け足でこの本を作った。」というのがはっきりとわかる。2016/11/16

MICKE

3
満州までにしとけばよかったのになあ、日本。ねえ、先生。2016/04/16

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