内容説明
処方薬~医薬業界の危険度+ムダ。医者よりも「薬」に詳しい薬剤師が、見てきた医薬の真実!世界一、薬を飲むといわれる日本人のための「薬・新常識」。
目次
第1章 日本人は薬を信頼し過ぎ!―世界一の「薬漬け」にされてしまった謎
第2章 薬が病気を作り出している!―あなたの病気が治らない理由
第3章 医薬業界が仕掛ける巧妙な罠―儲けのシステムに騙されている!?
第4章 効いても恐い「副作用」の薬―「薬」がほかの病気を誘発する!
第5章 その薬、ホントに安全ですか?―みんなが間違っている「薬の常識」!
第6章 ドラッグストアにも売っている危険―市販薬・サプリメントに対する考え方
著者等紹介
宇多川久美子[ウダガワクミコ]
薬剤士・栄養学博士(米AHCN大学)。一般社団法人「国際感食協会」代表理事。(有)「ユアケー」代表取締役。ハッピー☆ウォーク主宰、NPO法人「統合医学健康増進会」常務理事。1959年千葉県生まれ。明治薬科大学卒業。現在は、経験と栄養学・運動生理学等の知識を活かし、執筆、講演、セミナーを通じて多方面に発信し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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秋桜
3
うちの姑の場合、かかりつけ医で大量の薬を処方されて、少し認知症のような症状が出てたが、入院した病院で薬が多すぎるということで減らすと、おかしな行動をしてたのが頭がすっきりしたのか体調がよくなった。病気を治す薬が副作用で調子が悪くなることも覚えておきたい。医者を疑うわけではないが、大量の薬を処方するのは、ほんとに必要なのかと思ってしまう。信信頼できる「薬剤師」に会えたら安心だけど無理だろうな。2016/02/07
マイケル
1
大手メディアは製薬会社に遠慮して(?)医療費のことしか問題として扱いませんが、本当に必要なのは本書に書かれているような「選薬」だと思います。薬の飲み過ぎを自覚していない多くの日本人は、まるで薬を飲むのが当たり前と思っている「ギヴァー 記憶を注ぐ者(ロイス ローリー)」に描かれた社会の住民のよう。特に男性が読むべき所は、「抗がんホルモン剤-男性には耐えがたい屈辱的な薬」の所。PSA検査を受ける前に知っておいた方が良いと思います。QOLの問題です。2019/09/25
まこ
0
ある意味偏っている。製薬会社が新しい病気を作って薬を売るのは当然2015/08/12