内容説明
現実世界の記憶を失った主人公の少女アオイ。恋愛ゲーム空間の『LAM』において、恋愛の「エース」の彼女が空戦ゲーム『BWE』でも「撃墜王」であることを知らされる「暗殺未遂事件」が起こり、物語は急転。次々とアオイに忍び寄る不穏な影。彼女に近づく謎の少年カイト。彼女を守るために現れた美少女テア。そんな中、アオイは学園から大空での生と死を賭けた戦いへと羽ばたく―。恋愛と空戦が交差するゲームの渦中で、アオイは自分の「記憶」を徐々に取り戻し、現実世界の兄の存在を知る。戦場と学園の「記憶」が一つに交わる時、妹と兄の愛憎が織りなす悲劇と、世界を取り戻す奇跡へと羽ばたく物語!!
著者等紹介
志真元[シマハジメ]
1969年、愛知県生まれ。TVアニメの制作進行、設定制作、プロデューサー、脚本、シリーズ構成を務める。また架空戦記を得意とし、小説も執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Sleipnirie
2
ネトゲ仮想世界物。リアル世界での自分の記憶を相手に伝えられないという基本設定。 学園恋愛物と相手国の敵機やモンスターを狩る空戦物は別々の世界。ある日一つに連結される。 LAMで男を攻略しまくってたアオイは同じ世界内で襲撃を受けるがとある女子テアに助けられる。そしてBWEまで連れて行かる。聞けば元々の自分はこの世界の撃墜王だとか。だがその記憶が曖昧。何故か封印されている。 空戦描写が読みやすいのと、人物同士の絡みや設定、この世界を作った理由とリアルとの関係など気になるので次も読んでみる。2015/05/03