日本の国境を直視する〈1〉尖閣諸島―南鳥島 沖ノ鳥島 与那国島

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 222p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784584134504
  • NDC分類 329.23
  • Cコード C0095

内容説明

23年間にわたる徹底取材、写真120点掲載と新事実発見。都の調査に同行したスクープ写真。

目次

燃え上がる日本の領土
第1部 尖閣諸島(無人の海から有人の海へ;歴史が証明する日本の領有権;尖閣諸島には日本人が住んでいた;尖閣諸島上陸記;石原都知事の尖閣諸島購入計画;尖閣実効支配の工程表;尖閣領有権を狙う中国;真夏の尖閣諸島攻防戦)
第2部 南鳥島 沖ノ鳥島(南鳥島―自衛隊が駐留する最南東端の島;沖ノ鳥島―16センチの最南端の島が守る海洋利権)

著者等紹介

山本皓一[ヤマモトコウイチ]
1943年香川県高松市生まれ。日大芸術学部写真学科卒業。出版社の写真記者勤務を経てフリーランスのフォト・ジャーナリスト。海外のルポ取材が多く、テレビ討論やドキュメンタリーのレポーターもこなす。2003年度『講談社出版文化賞写真賞』を受賞。日本写真家協会々員、日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とよぽん

8
日本人の、国境についての意識は大陸の国々と全く違う。隣の国と陸続きだったら・・・。日常の危機感は、けた違いに大きくなると思う。日本と他の国との境界は海洋にあり、領土の最端に数々の小さな島がある。世界がグローバル化している一方で、領土問題があちこちで存在しているのが現実だ。また、尖閣諸島の歴史が少しわかった。島はだれのものか、お金で売買できるものなのか、依然として疑問は残るが・・・。2016/10/10

入道雲

5
今から約10年前の本であるが、前半は貴重な写真、後半は歴史や実情が語られる。今も当時と変わらずきちんと国境に関する議論がされていない現状であり、領土問題の扱い方を考えなくてはならない。2021/08/09

のぶ

2
前半は写真集です。本土から遠く隔てられた小さな島々、しかも険しい地形、住むには過酷な場所だと分かります。美しい風景でもあるけど。この領土を、国としてなぜ死守する必要があるのか、歴史的事情を含めた解説と論説が本書の後半です。猪瀬さんが石原都政の副知事だった時代の刊行(東京都がこの領土の話に関係していることも本書を通じて初めて知った)、その後の十年弱でどんな変化があったのかよくわからないけど、歴史と資源と制海権を守るべしという、いわば右寄りの論説の本ですが、ともかく知識としては知っておくべき話だと思いました。2021/04/04

おおい

1
参考になった。2022/05/27

ふら〜

1
国境の島である尖閣諸島、南鳥島、沖ノ鳥島、与那国島を写真付きで紹介。尖閣諸島ヤギいるんか…2017/07/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5522215
  • ご注意事項

最近チェックした商品