感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
袖崎いたる
14
女が誰しもブスである、ということを暴露する…と書くとお下劣であるが、その読みは作者の望む本書の意義のいち側面を語りえるだろう。世の男性諸賢は概ねその視線を採用すると、自身の女性遍歴を想いあるあるネタの女性自身による解説として楽しみ、タイトルが語るところの「だから女はめんどくさい」という事実を大いに腑に落として頷くことだろう。しかし別の側面では、(あるいは作者の本願であるようにぼくが思うのは)ブスを享楽する女性の肯定の表明をしていて、その立場から「だから女はめんどくさい」んだぞ、と読者に教授してくれるわけ。2017/02/28
アイアイ
12
無言で攻める(責める)、夫の前の彼女の事をしりたがる・・と自分でもやってしまってた「めんどくせ~女」セックスアンドザシティの日本版コミック(笑)コラーゲン料理を食べるブス会やってみたい。下品で汚れたいオンナの本音。枯れてない30、40代の性欲が凄い。▽図書館2015/07/30
きゅうり
11
安孫子麻理絵さん、安定の毒づき。そして鋭い考察。たまに、ちょっとこじつけか?と思うような内容もあるけど、大概女の性、それに翻弄される男の性を言い当ててる気がする。「だから女はめんどくさい」けどしょうがないよね、女なんだから2014/08/06
パンダプー
10
安彦先生の描く可愛い女の子が好きなのだけど、内容に共感したことは過去にはなかったのに、今回は共感しまくりでした!!おばちゃんの自分が何でこんなに共感?「ごめんね。さみしかったんだよね」初老の面倒クサイ実母につかってみようかな。2013/11/08
ビスケ
10
女の「ドイ~ン」と「バイ~ン」を描いたコミックエッセイ。安彦麻理絵の作品を読みながら「ここまで描いちゃって大丈夫?」って思うのが好き。ピエロのオルゴールには笑った。2012/05/23