内容説明
トリノオリンピックでの不振から、日本電産サンキョースケート部監督の今村俊明は再建計画を強いられた。崖っぷちで掴んだ人材育成術。まずは己が変わること。選手の立場に立って考えること。そして、今村を叱責し、鼓舞し続けた永守重信会長。やまぬ情熱が、彼らの運命を動かした。長島圭一郎・加藤条治、バンクーバーオリンピック銀・銅への軌跡。廃部危機、成績不振、退部勧告…苦難を乗り越えた、世紀の大リベンジ物語。
目次
第1章 戦いの地へ
第2章 監督の“極意”
第3章 迷いの末に
第4章 走り抜けた日々
第5章 決戦の時
第6章 未来への決意
著者等紹介
今村俊明[イマムラトシアキ]
1962年、長野県岡谷市に生まれる。スピードスケート長距離選手として、1984年にサラエボ五輪の代表に。母校・日大の監督を経て、1998年から三協精機(日本電産サンキョー)の監督に就任。バンクーバー五輪では日本チームの監督も務めた。2010年に、日本スケート連盟のスピード強化部長に就任
宮部保範[ミヤベヤスノリ]
1966年、東京都北区に生まれる。小学校1年生から8年半暮らした北海道釧路市で、スピードスケートと出合う。1992年のアルベールビル、1994年のリレハンメルと、オリンピックに2大会連続出場。1000メートルの元世界記録保持者。トップアスリートならではの視点からスポーツライティングに挑んでいる
門脇正法[カドワキマサノリ]
1967年、埼玉県さいたま市(旧大宮市)に生まれる。脚本家・小山高生氏にシナリオを師事し、マンガ原作者としてデビュー。現在、主にスポーツアスリートの実録マンガ、雑誌のスポーツ記事などの舞台で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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