内容説明
万感をこめて描く、野球がベースボールを超えた日。野茂英雄を巡る旅、ほか七篇―珠玉のスポーツノンフィクション。
目次
八月のトルネード
海峡を渡る
ただその一球のために
一回表一死一、二塁
終わらない完全試合
大打者を記憶する
野球、ベースボールを破る
ドジャースタジアム
著者等紹介
阿部珠樹[アベタマキ]
1957年北海道生まれ。明治大学卒業。出版社勤務を経て、スポーツノンフィクション作家として独立。『Sports Graphic Number』、『優駿』等の雑誌特集のノンフィクションを数多く執筆。メジャーリーグ、プロ野球のみならず、サッカー、競馬、相撲、ラグビー、格闘技などその取材・執筆フィールドは多岐に及ぶ。名将、著名アスリートからスポーツに関わる市井の人々まで、深い洞察とその眼ざしによって描かれる骨太のスポーツノンフィクションで独自の世界を築いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
LOVE_EARTH
1
4.8 やっぱり野茂だよ。ダルが近い存在なのかも知れないが、違うんだな。リアルタイムに野茂を見られた世代で本当に良かった。野茂以外のストーリーは要らなかったな。2012/03/16
Humbaba
1
野茂投手はアメリカに住む日本人の行動にも大きな影響を与えた。野茂投手はすごい結果を残したが、それ以外にも野球においてすごいことを行った人間は沢山ある。そのような様々な人のエピソードをまとめたもの。2010/04/23
最終バック九番手
1
Numberから9編で書下ろしが2編なのに文春から出なくてベストセラーズから発売って、どうしたんでしょうか…それぞれは面白いんだけど野茂と駒苫と山井とWBCを一冊の本にしちゃうと散漫な印象になるのはしょうがない…初版第1刷:2009年5月25日…本体1429円2009/07/21
おおや
0
ああ、野茂さん
Takafumi Yamaguchi
0
野茂英雄はやはりパイオニア。