アニメーション業界・異端児プロデューサーの現場力革命

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784584131251
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0095

内容説明

優秀な人材が、磁石のように集まる組織を作れ!「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」「イノセンス」etc世界を驚愕させるジャパニメーションはいかにして生まれたのか?プロダクションI.Gのトップが語る成功法則。

目次

第1章 現場力を最大限に活かす―押井守監督との作品づくりについて
第2章 現場力を培った時代―プロデューサーの素
第3章 いい現場を築くための人との接し方―プロダクションI.Gの設立
第4章 転機は来るべくして訪れる―『攻殻機動隊』シリーズのヒット
第5章 組織は戦略、現場は戦術―アニメーションをビジネスにするための挑戦
第6章 現場力を培う10の方法―プロダクションI.Gの根底に流れるもの

著者等紹介

石川光久[イシカワミツヒサ]
株式会社プロダクション・アイジー代表取締役社長。1958年東京都生まれ。大学卒業後、竜の子プロダクションに入社。1987年、独立し創業。プロデューサーとして数多くのアニメーション映画、ゲーム制作などを手掛ける。2004年に公開した「イノセンス」(押井守監督)が日本アニメとして初めて、カンヌ国際映画祭オフィシャルコンペティション部門にノミネート、2008年に公開した「スカイ・クロラThe Sky Crawlers」(押井守監督)が第65回ヴェネチア国際映画祭のオフィシャルコンペティション部門に正式出品されるなど、世界中で高い評価を得ている。また、制作のほかアニメの版権ビジネスを積極的にすすめるなどの業績が認められ、2003年世界的起業家表彰制度「アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー日本代表」として世界大会に出場するなど、ビジネス界からも注目を集めている。2004年から東京大学特任教授に就任する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かす実

1
アニメーション制作会社のプロデューサーさんの自伝。本人の熱い思いがそのまま綴られてる。その場その場の状況に合わせてフレキシブルに戦略を打っていくのがかっこいい。制作現場にしかない熱量と、会社を大きくしたり事業を広げることで得られる安定と、の両輪のバランスが大事。「どんなに大きな事業でも結局は1対1の人付き合い、まずは相手の才能に惚れ込むこと」と繰り返していて、なるほどなぁと思う。理屈よりも想いが大事なのはきっと、人間 自分の心に対しては嘘をつけないし、自分の想いにだけはいつも自信が持てるからだと思う。 2019/07/11

ひとみ

0
石川光久氏のアニメーションの現場においての思考や原動力について語られている。梶山寿子著「雑草魂」がインタビュー交え、客観的に述べられている一方で、本書は本人著であるため当時の考え方等が詳細に描写されている。2015/03/02

富士さん

0
石川さんを取材した『雑草魂』と内容はほぼかぶります。会社を立ち上げたころは、怒って部下に手を上げることもあったみたいなことはこちらには書いてありませんので、両方それなりに価値はありますが。かつて石川さんにカツ丼をおごってもらって感動したという村濱さんも、少し前までは立派なことを言っていました。石川さんは大丈夫でしょうが、仕事全体を捉える概念として現場力を提唱するなら、調子が悪くなった途端に沈黙するのはしないでいただきたいものです。経営者の書く本は左前になったら読まれないというのはありえないと思うので。2012/12/16

海野

0
ジリオンが相場1本1000万のとこを600万でタツノコから取ったという箇所だけ具体的だった2012/11/10

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