地球温暖化論のウソとワナ―史上最悪の科学スキャンダル

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  • サイズ B6判/ページ数 274p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784584130704
  • NDC分類 451.35
  • Cコード C0040

内容説明

温暖化して本当に困る人はいるのか?怪しい数字マジックに洗脳されるな!地球温暖化問題―。その論議に隠された巧妙なトリックを暴く!

目次

序章 温暖化の論議はいわば「環境テロリズム」
第1章 地球は本当に温暖化しているのか?
第2章 気温を変動させる原因は何か?
第3章 「異常気象」は本当なのか?
第4章 ノーベル賞『不都合な真実』の“ご都合主義”
第5章 「京都議定書」の反省から将来を望む

著者等紹介

伊藤公紀[イトウキミノリ]
1950年福岡県生まれ、東京・横浜出身。専門は物理化学・環境計測科学。光技術を応用した高感度センサーを開発

渡辺正[ワタナベタダシ]
1948年鳥取県生まれ。専門は生体機能化学・電気化学・光化学。光合成のメカニズムなどを研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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absinthe

50
この先生は温暖化懐疑派であるが、対策を立てるなとは言っていない。懐疑派にもいろいろあり、そもそも温暖化は起こっていないというのから、異なる原因を探るべきというものまで様々だ。二酸化炭素の排出は抑えた方がいいことは確かとしても、温暖化の原因をすべて二酸化炭素になすりつけるのは誤った対応を引き起こして危険であると述べている。一読の価値はあると思う。放射強制力についてに記述が読めた。2018/01/17

くも

18
温暖化懐疑派本。伊藤さんと渡辺さんの共著による温暖化論の問題点を暴く本。とはいってもこの本も古くなってしまった。継続的に読まないとだめだな。すべてを二酸化炭素の責任と安易に捉えることは、かえって問題が隠蔽される危険があるという主張は納得できる。2020/10/26

さきん

5
データの信頼性の不足、あまりにも多い気候変動要素、計測方法の粗末さ、歴史的考察の欠如さまざまな観点から地球温暖化二酸化炭素主因、人間主因説にメスを入れる。もし、ちまたに語られている地球温暖化説が正しくとも、日本が国内で改善できる余地は、世界のそれより非常にわずかだと言わざるを得ない。2015/07/10

Makos

3
色々なところからもたらされる地球温暖化の情報。その不正確さ、矛盾点などを細かいところから指摘する。悪く言えば揚げ足取りだが、ミクロな視点を軽んじて正解に行きつけるわけはない。少々著者の伊藤氏自身が執筆時に感情的になりすぎてしまったのではなかろうかというきらいはあるが、科学的典拠から実に論理的に(所謂)温暖化懐疑論を展開する。しかし陰謀説に走ってはいけない。それを論じるのは(真実がどちらであれ)この問題がひとまずの答えを得てからでいいはずだ。ちなみに渡辺氏はあまり本文を書いてはいない。2011/06/14

いけちょ

1
読んだ後にクライメイトゲート事件の話を聞いてさらに考えさせられました。 報道されることが真実ばかりでないという良い例じゃないかな。2010/05/24

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