内容説明
人生で大切なことはすべて漢字から学んだ。世界初の漢字セラピスト集団“漢字ぃ～ズ”が贈る、世界一面白い漢字本。
目次
初級編―あなたはあなたのままでいい（優しい―悲しいときこそ；大丈夫―必ず春は来るから；恋愛―恋は落ちるもの。それじゃあ愛は？ ほか）
中級編―自分に自信を持ちたいのなら（自信（１）―欲しいものは何ですか？
自信（２）―自分という存在
歩く―走らなくていいんだ ほか）
上級編―もっとＨＡＰＰＹになるために（辛い―苦しいときこそ；感謝―“ありがとう”と“ごめんなさい”；名言―世界で最も美しい言葉とは？ ほか）
著者等紹介
ひすいこたろう［ヒスイコタロウ］
コピーライター。日本メンタルヘルス協会の衛藤信之氏から心理学を学び、心理カウンセラー資格を取得。ライフワークは言葉、コピーライティング
はるねむ［ハルネム］
漢字セラピスト。ひすい氏の人気メールマガジン「３秒でＨａｐｐｙ？名言セラピー」１７，０００人の読者の中から、Ｎｏ．１漢字セラピストとしてスカウトされた漢字解析のスペシャリスト（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅香
34
漢字をじっーと見てみると、ポジティブな言葉が隠れてる。漢字を発明した人はとても優しいと思う。時を超えて私達に生きる勇気と躓いてもその後また顔を上げるような祈りを言葉に込めてくれたような…そんなメッセージを感じるから。ひすいさんとはるねむさんを中心に集まった言葉に救われたお話から広がる漢字を感じる一冊。中でも人は『糸』。たくさんの出『会』いで人生は素敵な『絵』になるなんて素敵な解釈だ。あと『がんばれ』を『顔晴れ』と応援してくれたエピソードが好き。漢字はこんなにも人と人を結びつけたがっている。愛で満ちている。2014/05/23
とも
5
漢字の成り立ちを想像してると結構色んな起源の物語がつくれて楽しいです。2013/01/11
ゆっこ
5
漢字セラピスト集団「漢字ぃ～ズ」による、新しい漢字解釈・解説本。 漢字の正しい成り立ちや語源を学ぼう…なんて思って読んだら大間違い！ 結構こじつけ的なものもある。 でも、全部前向きな解釈で、明るく元気になれる。 いつもこんな風にポジティブでいられたら良いな～と思うほどで、ひねた気分の時は「そんな都合の良いことばっかりじゃないよ」なんて感じるかもしれない。 でも、これは漢字によるセラピーなのだからして。 筆者４人の他に、メールで寄せられた一般読者からの解釈もあり、みんな頑張ってるなと思わせてくれる。2012/09/30
まな坊
5
先生：「この字はな、憂いって言うんや。憂いっていうのは、悲しいとか辛いとかっていう意味なんやぞ。おまえら、今日悲しいことはなかったか？」 子供：「せんせ～い！今日、俺な、○○君が遊んでくれんくて、むっちゃ憂いやったわ～」先生：「そうか、むっちゃ憂いやったか。そのときどうしてん？」子供：「○○ちゃんが一緒に遊んでくれた」先生「そうか～そうやろう～。憂いのとき、悲しいとき、友達がそばにおってくれたやろ。悲しいときにそばにおってくれる人が、ほんまに優しい人なんやぞ！だから、おまえらはそういう優しい人になれよ」2007/07/06
chi.
4
漢字セラピーと似通った内容ではありますが、新たなエピソードが加えられています。「習う」は真っ「白」な状態で生まれ、辛いこと、悲しいこと、嬉しいこと、様々な経験を重ねることで「羽」が生えてくる。それが「習」という漢字。そしてその「羽」は、たくさんの「異」なる人と出会うことで「翼」となる。そんな考え方ができることが羨ましい。
