ベスト新書 歴史人新書<br> アイヌの真実

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アイヌの真実

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584126097
  • NDC分類 382.11
  • Cコード C0239

出版社内容情報

先住民族アイヌのことをどれだけ知ってますか?

アイヌを先住民族と位置付ける「アイヌ新法」制定、大人気アニメ「ゴールデンカムイ」などアイヌへの注目が高まる中、2020年4月ウポポイ(国立アイヌ民族博物館、国立民族共生公園、慰霊施設などからなるアイヌ文化復興・創造の拠点の総称)が北海道白老町に誕生する。本書は神や自然と共生するアイヌの歴史と文化について、貴重な歴史図版や豊富なカラーイラストとともに解説。NO.1月刊「歴史人」から誕生した歴史新書です。この1冊でアイヌの歴史と文化が分かります!

【内容】
1章 アイヌの基本知識を知る
2章 古代から中世のアイヌを知る
3章 近世アイヌの生活文化を知る
4章 近現代のアイヌを知る

内容説明

「自然と共生し、神々と生きる人びと」「狩猟採集を中心とした生活をし、先祖から伝わる独自の文化を守る人びと」といった神秘的な存在、あるいは見習うべきエコロジカルな文化を持つ人びと、といったイメージを強調して描かれる場合も少なくない。確かに、独自の伝統文化や精神世界は、アイヌ文化の魅力的な一つの側面ではあるだろう。だが、真実のアイヌの姿はそれにとどまらない。今こそ知りたい!「民族×文化×歴史」アイヌのすべて。豊富な写真・イラスト約100点収録。

目次

1章 アイヌ民族と和人
2章 カムイの章
3章 モシリの章
4章 アイヌの章
5章 ヤウンモシリの縄文文化とそこに住む人びと
6章 古代・中世国家と北方世界に住む人びと
7章 幕藩体制に組み込まれたアイヌ民族
8章 日本政府によるアイヌ民族同化政策
9章 戦後民主主義の中でのアイヌ民族

著者等紹介

北原モコットゥナシ[キタハラモコットゥナシ]
1976年生まれ。北海道大学アイヌ・先住民研究センター准教授。専門はアイヌの宗教文化、口承文芸。祭具や神話に関する、アイヌ社会内・周囲の社会との比較研究を行う

谷本晃久[タニモトアキヒサ]
1970年生まれ。北海道大学大学院文学研究院教授。専門は日本近世史。近世蝦夷地をフィールドとしたアイヌ社会・和人社会により構成する在地社会史の研究を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チョコ

58
ゴールデンカムイを観てからアイヌにとても興味が出て図書館で借りてきた。ゴールデンカムイがいかにアイヌをきちんと描いているかよくわかる。これまでの歴史で、虐げられたりしていたり、アメリカのインディアンの歴史を彷彿してしまった。多様性の世の中になっているので皆がよく生きていけると良いと思う。2024/02/01

AICHAN

34
図書館本。日本民族を構成するのはアイヌ民族、大和民族(和人)などであり、また在日韓国・朝鮮人などの外国人もいるので、日本民族は単一民族ではない。この本はそのことから説く。そしてアイヌ民族の歴史、世界観、言語、信仰、儀式、結婚、育児、葬礼、料理、文化などについて触れ、最終章では日本政府によるアイヌ民族の同化政策について述べる。同化政策とは、アイヌ民族を和人に同化させる政策であり、その過程においてアイヌ民族は多大な差別を受けることになる。その点まで触れているので内容が非常に充実している。2023/01/23

軍縮地球市民shinshin

17
アイヌ文化とアイヌ史で構成されている入門書。だがアイヌ史の記述が結構ひどい。擦文文化人がアイヌの直接の祖先とは分からないにも関わらず、「アイヌである」との前提で話を進めている。「だが「アイヌ民族」は、旧石器文化より縄文、擦文文化を通じてヤウンモシリ(北海道)に住み続けた民族である」(p.93)と断言しているが、なんの根拠も示していない。5世紀に北海道に侵入したオホーツク文化人の末裔だと僕は思う。文化的にかなり似通っているので。擦文人は農耕も大規模に営み、独自の土器もあり、住居もアイヌとは異なっていた。2022/04/30

mahiro

15
アイヌの歴史や文化に関する本は何冊か読んだが、アイヌ民族の側から描かれた本は余りない。カラー頁も多くとても読み易い、ただアイヌ民族がいかに和人に迫害されたか、明治以後は日本国民として徴兵されたりしたのに平等に扱われなかったりという悲憤が各所に感じられ、和人として申し訳ない思いになった。ウポホイも本当にアイヌ民族の人達が望んだ物なのだろうかなども思った。歴史と風俗を知りたくて読んだが違う方向性の印象が強かった。2020/08/12

tellme0112

13
手元においておきたい一冊。 凝り固まった偏見を、解きほぐすような解説。 文化の盗用についてとか、無意識のうちにやりそうなこと、触れてます。異国の問題とか…幅広い…薄いのに。 頭の中でアシリパ(ゴールデンカムイのアニメの)の声で再生され、聞こえてくるような…。 歴史勉強し直したくなった。アイヌ語やってみたくなった。2020/07/02

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