出版社内容情報
グローバル化が進む今、あらためて「道徳」の必要性が求められている―。明治から昭和の終戦まで、日本人の徳を育んできた「修身」の教科書を読み直し、どの宗教やイデオロギーにも属さない日本人の心のあり方を考える。著者渾身の、「道徳論」!
内容説明
世界に通用する、日本独自の心のあり方とは?「知の巨人」のラストメッセージ。
目次
第1章 修身/教育勅語 日本人の「道徳心」を取り戻せ(修身について1 今の教育の間違いは、子供に理屈を言うこと;修身について2 「無作法なことをするな」―子供への教えは簡潔に ほか)
第2章 修身の教科書1 自ら行為を正し、身を修め整えよ(心のあり方1 お互いに向上していく―それが本当の友達;心のあり方2 正直に生きたほうが気持ちがいい ほか)
第3章 修身の教科書2 偉人の生き方に学ぶ(二宮尊徳 学問には「耐久性」を与える力がある;本居宣長 「整理整頓」は“頭の中”を整理すること ほか)
第4章 修身の教科書3 「日本」とは何か(稲作と天皇 自然への感謝の気持ち;神話と藤原氏 「神話」を無視した「唯物史観」の愚かさ ほか)
著者等紹介
渡部昇一[ワタナベショウイチ]
昭和5年山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学留学。上智大学教授を経て、同大学名誉教授。専門の英語学のみならず幅広い評論活動を展開する。昭和51年第24回エッセイストクラブ賞受賞。昭和60年第1回正論大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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