ベスト新書<br> 「地産地消」の生き方

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「地産地消」の生き方

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  • サイズ 新書判/ページ数 239p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584125342
  • NDC分類 611.46
  • Cコード C0277

出版社内容情報

生活者の“幸せ”を願い、平和で豊かな国づくりのためには、「食の国際化」から脱却し「食の地域化」が絶対条件です。

内容説明

TPP上陸に備えて改めて問われる農業問題。すべての争いは『食』から始まる。わが国の生活者の“幸せ”を願い、平和で豊かな永続性のある国づくりのためには、「食の国際化」から脱却し「食の地域化」が絶対条件です。今こそ、『地産地消』の出番です。

目次

第1章 「食の国際化」は戦争の火種
第2章 生存率を示す食料自給率
第3章 「食育」は『地産地消』の理念
第4章 「食育」のあるべき姿
第5章 『地産地消』の生き方
第6章 豊かな暮らしのために

著者等紹介

島崎治道[シマザキハルミチ]
1939年静岡県生まれ。法政大学社会学部卒業。「付加価値農業経営研究所」所長(1965~)。1990年から2001年まで、埼玉県「21世紀村づくり塾」アドバイザーを務める。法政大学社会学部兼任講師(「農業・食料論」担当2002~10)。法政大学大学院「食と農」研究所・副所長特任研究員(~2013)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

茶幸才斎

6
食料が生命維持資源であることを考慮すると、食料の流通を市場経済に委ね、TPPに代表される輸入食料の拡大政策を進める現在の「食の国際化」路線は大きな誤りで、食料の安全確保と安定供給の維持には、「食の地域化」こそが正当であり、それを実現するのが「地産地消」の推進であり、その要となるのが「産地直売所」の整備促進である、と主張している本。今や料理をしない(できない)人が都会には多いと聞く。それでは、地元で採れた新鮮な旬の食材を食べる幸せ、なんて云ってもピンと来ないだろうな。その意味でも「食育」が重要ということか。2017/02/02

Tokihiko Asahigata

3
TPP問題や地産地消、食料自給率等は別々のものとして、頭の中に内在していたが、体系的にまとまった気がする。個人的には、各国の食料自給率、地域毎の学校給食事情(自校式、センター方式なのかetc)、産地直売所の話しが面白かった。産地直売所はやりたいと思っているので、参考にしたい。2016/12/26

Kei

2
生命維持産業であるはずの農業がグローバル経済に組み込まれてしまっていることへの問題意識から、食育・地産地消による自給率の向上を説く。言いたいことは良くわかるし共感もできるが、グローバル経済そのものの構造を批判的に論じたヘレナ・ノーバーグ=ホッジの「ローカル・フューチャー」の後に読んだこともあって物足りない。また、全体的に「てにをは」レベルから日本語表現のおかしな箇所が目立ち、非常に読みづらい。さすがに編集のレベルが低いと思う。2019/01/15

ぷぅ

1
食育基本法が成立したからといって、必修科目でもないため、学校によって取り組みも曖昧。給食の地産地消も差があって、実際のところ、輸入に頼っているし、食の安全も確かではない。学校だけに頼っていないで、家庭でも食育が出来るように子どもには、いろいろと教えていきたい。2017/02/22

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