内容説明
単に人から嫌われたくないために「いい人」を演じる人は、ノイローゼ・うつ病などの心の病気にかかる。この種の人は、一言でいえば、「自分が折れて(我慢して、譲って)物事を解決するタイプ」だ。だから、自身の人生の本当の諸問題を解決できない。このタイプの人の心は無理をする。できないことをやろうとする。生き方が非生産的だ。自分の人生を生きていないからだ。それに対して、人生の諸問題を解決できるタイプの「いい人」がいる。その人は本本のその人らしく生きている。このタイプの人は、自分の授かった潜在的能力を発展させる能力がある。ポテンシャルの高い人である。だから、生き方が生産的なのだ。
目次
第1章 非生産的「いい人」―安売り依存と神経症的非利己主義
第2章 受容的構えの人―「自分に頼って」生きられない人たち
第3章 コンシリエイター―いつも他人の世話ばかり焼く人たち
第4章 偽名現象の人―「私は無能」と思い込む病
第5章 ネガティブ・ナルシシズム―自分の不幸を手放せない人たち
第6章 非生産的「イヤな人」―非生産的いい人の天敵
第7章 復讐に生きる人たち―もうひとつの非生産的イヤな人
第8章 Positive Noを言う勇気―非生産的いい人が生産的に変わるための処方箋
著者等紹介
加藤諦三[カトウタイゾウ]
1938年、東京生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。同大学院社会学研究科修士課程修了。1973年以来、たびたびハーヴァード大学研究員を務め、現在、早稲田大学名誉教授。またハーヴァード大学ライシャワー研究所客員研究員、日本精神衛生学会顧問。ラジオのテレフォン人生相談パーソナリティーを40年以上続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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