内容説明
スコアブックにはその瞬間、現場にいたものにしか分からない、「甲子園が一体になって感じている空気」がある。それは時に大きな感動を呼び、我々を興奮させる。また一方で、だからこそ巷で話題になっていたことが必ずしも甲子園における現場の選手、監督、記者らの見るべきポイントであるわけではなかったし、その報道に違和感が拭えないこともあった。一体、“現場”では何が感じられていたのか―スコアブックからのぞく甲子園のリアル。
目次
第1章 2006年―スコアブックでつながるスターたち(衝撃のスコアブック―中田翔のデビュー;色を変えたスコアブック―斎藤佑樹の登場 ほか)
第2章 1998年―スコアブックでつながる記憶(伝説の一戦「横浜高校対PL学園」;センバツの敗北を乗り越える ほか)
第3章 スコアブックに残る「高校生らしさ」?(2014年夏・健大高崎高校対利府高校「暗黙の了解は存在するのか―スコアブックに記された『S』の文字」;2014年夏・東海大四対九州国際大付「測定不能のストレート―甲子園がどよめいた1球」 ほか)
第4章 スコアブックに見る記憶と記録(松井裕樹―2012年・夏 対今治西「Kの記録」;2015年センバツ・常総学院対米子北「Sの記録にみる木内イズム」 ほか)
第5章 スコアブックのなかの名将たち(上甲正典(済美高校前監督)
前田三夫(帝京高校監督) ほか)
著者等紹介
楊順行[ヨウノブユキ]
1960年、新潟県生まれ。1982年、ベースボール・マガジン社に入社し、野球、相撲、バドミントン専門誌の編集に携わる。1987年からフリーとして野球、サッカー、バレーボール、バドミントンなどの原稿を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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