ベスト新書
「スコアブック」は知っている。

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 245p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584124840
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0275

内容説明

スコアブックにはその瞬間、現場にいたものにしか分からない、「甲子園が一体になって感じている空気」がある。それは時に大きな感動を呼び、我々を興奮させる。また一方で、だからこそ巷で話題になっていたことが必ずしも甲子園における現場の選手、監督、記者らの見るべきポイントであるわけではなかったし、その報道に違和感が拭えないこともあった。一体、“現場”では何が感じられていたのか―スコアブックからのぞく甲子園のリアル。

目次

第1章 2006年―スコアブックでつながるスターたち(衝撃のスコアブック―中田翔のデビュー;色を変えたスコアブック―斎藤佑樹の登場 ほか)
第2章 1998年―スコアブックでつながる記憶(伝説の一戦「横浜高校対PL学園」;センバツの敗北を乗り越える ほか)
第3章 スコアブックに残る「高校生らしさ」?(2014年夏・健大高崎高校対利府高校「暗黙の了解は存在するのか―スコアブックに記された『S』の文字」;2014年夏・東海大四対九州国際大付「測定不能のストレート―甲子園がどよめいた1球」 ほか)
第4章 スコアブックに見る記憶と記録(松井裕樹―2012年・夏 対今治西「Kの記録」;2015年センバツ・常総学院対米子北「Sの記録にみる木内イズム」 ほか)
第5章 スコアブックのなかの名将たち(上甲正典(済美高校前監督)
前田三夫(帝京高校監督) ほか)

著者等紹介

楊順行[ヨウノブユキ]
1960年、新潟県生まれ。1982年、ベースボール・マガジン社に入社し、野球、相撲、バドミントン専門誌の編集に携わる。1987年からフリーとして野球、サッカー、バレーボール、バドミントンなどの原稿を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ドリル

18
★★★2021/03/19

さとむ

10
夏休みに甲子園へ行ってきた。中学生以来の久しぶりの観戦。応援したいチームがあったわけでも、お目当ての選手がいわけでもなかったけど、やっぱり甲子園と高校野球は心を揺さぶるものがある。本書もそんな高校野球の魅力がたっぷりと。06年夏、駒大苫小牧と早実との一戦。引き分け再試合と決まった瞬間、筆者は思わず記者席から立ち上がって拍手をしたというのもうなずける。甲子園ならではの雰囲気、高校野球ならではの試合の流れが、誰も予想ができない筋書のないドラマを生む。2015/08/23

アーキー

1
★★☆☆☆ 552017/03/08

hnk

0
見たことのない試合でも、文章から臨場感や迫力が伝わってくる。色んな監督の話が特に好きでした。野球好き、スコアブックを実際につけたことがある人は特に面白いはず。実際に書いたスコアが乗ってます。それにしても、松坂はすごかったんだな。もう一度活躍してるところが観たい。2016/08/29

naoto

0
スコアブック…昔は野球見に行くたびにつけてたけど、最近、つけてないですね。アメリカでマイナー見るときはつけてたけど、これも近年は…そもそも、アメリカに行けない(笑)この分は高校野球、甲子園大会の話。90年代前半まではよく見てましたが、この本を読んでみて、改めて面白いなぁと思いました。センバツは、久々に気合いを入れて見てみようかな。2022/02/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9800319
  • ご注意事項

最近チェックした商品