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地図で読み解く東京五輪―1940年・1964年・2020年

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  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584124536
  • NDC分類 780.69
  • Cコード C0225

内容説明

二〇二〇年のオリンピック開催地が決まったのは、二〇一三年九月八日午前五時二〇分(日本時間)。IOCのロゲ会長が「トーキョー」と読み上げた瞬間、日本中が歓喜に包まれたことは記憶に新しい。幻となった一九四〇年大会を含めると、東京オリンピックには三度の歴史がある。この間、八〇年という途方もない時間が流れている。途中には大きな戦争や奇跡的な復興、高度成長があった。本書は、招致活動から開催(返上)にいたる流れと、インフラを含む施設建設をテーマに、新旧地図や写真を用いながら、東京の発展とオリンピックを歴史の中に位置づける試みである。ぜひこの本を手にして、今までにない「東京オリンピック」を体感してほしい。

目次

序章 メインスタジアムの変遷(一九四〇年;一九六四年 ほか)
第1章 二〇二〇年オリンピックで何が変わるのか(大混戦の招致レース;三都市それぞれの弱点 ほか)
第2章 一九四〇年オリンピックと戦火(リットン調査団と建国運動会;満洲国の国際大会参加問題 ほか)
第3章 一九六四年オリンピックへの道(終戦翌年の国民体育体会;オリンピック復帰への長い道のり ほか)
第4章 新幹線とオリンピック道路(「都民への期待」;水不足で井戸を掘った選手村 ほか)

著者等紹介

竹内正浩[タケウチマサヒロ]
1963年、愛知県生まれ。20年近く旅行雑誌の編集に携わり、各地を取材。退社後、地図や近代史研究をライフワークとするフリーライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

makimakimasa

7
選手村の予定地はキャンプ朝霞(町名由来はゴルフの宮様・朝香宮)だったが、返還計画が頓挫し、ワシントンハイツ(調布のカントー村に移転)に落ち着いた。国立の前身は1924年竣工の明治神宮外苑競技場、1958年アジア大会で建て替え、五輪招致決定後に拡充工事。欧米に倣い69の都公認通称道路を制定し(都内公道総延長の8.9%)、外周の明治通りと南北の昭和通りは正式名化、東西の大正通りだけ靖国通りと改称。オリンピック道路は全22路線で、我が地元(補助24号)だけじゃなかった。都内初の歩道橋は1963年の五反田駅東口。2020/10/17

HAYASHI Tatsuhiko

4
1964年の五輪開催が、東京の現在に及ぼしている影響の大きさに、感じ入ることのできる一冊。東京はしばしば出張で訪れたり、数年勤務したことくらいしかないため、正確な位置関係があやふやな地名が登場する度に、地図で確認しながら読み進めた。それはそれで楽しかったのだが、「地図で読み解く」というタイトルの割には地図が少なく、もっとふんだんにあったら、本文を読み進めるのも楽しかったろうに。そこが、とても残念。でも、今年読んだ本ではベストテンに確実に入るおもしろさ。2014/12/30

人間万事塞翁が馬

2
これから、まだまだ、五輪関係のすったもんだはあるんだろうなー。 平和に、有意義に、開催されることを切に願うしかありません。2016/02/01

Teo

1
先の東京オリンピックは私にとって大体同時代で、確か開催中に東京に来て東京オリンピックの為に開通した首都高にびっくりしたり、海の上を走るモノレールに恐ろしい思いをしたりと、それが原初体験だった。改めてその東京オリンピックに向けてどう東京が改造されたのかがよく分かった。次の東京オリンピックの場合はそこまでの感動はないのだろうと思うとちょっと寂しい。2014/12/19

minoguchi

1
毎度のことながら、どれだけ資料にあたったんだという情報密度の濃さに圧倒。3つのオリンピックの中では、やはり(記憶はないとはいえ)自分が生まれていた、そして「現在」につながる1964年がもっとも興味深い。読みながら、この前後の時代の「東京」を舞台にした小林信彦の『夢の砦』を思い出し再読したくなった。2014/11/30

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