内容説明
「精神」というと、「鋼のごとく鍛えられた揺るぎないもの」をイメージしますが、環境が激変する現代ではむしろ「どんな変化にも対応できる柔軟な精神力」が必要です。30代までは無理が効く、40代前半もまだいける、しかし40代も半ばを過ぎると無理が効かず、精神と身体、仕事と家庭のバランスを保ち、ストレスをできるだけ軽減する方法を考えなければなりません。45歳から60歳までに上手に精神を保つ環境を整える=ギアチェンジをすれば、60歳から先が大きく変わる。後期高齢者と呼ばれる75歳まで、人生の後半戦をさらに楽しむための精神構造の「10の力」を解説。
目次
第1章 バランス=「中庸力」を養ってストレスをなくす
第2章 暗誦によって、心の軸になる言葉を身につける
第3章 『論語』、ゲーテ…名言の引用で精神の軸を築く
第4章 活字で知性の土台を作り、想像力を鍛える
第5章 40代で身体をギアチェンジして長持ちさせる
第6章 自分の心を整えるための習慣を身につける
第7章 長寿社会の人生設計もイメージから
第8章 人間の強さは、単独者でいられるかどうか
第9章 幸福“観”を養うことが、幸福“感”を広げる
第10章 日本人がもともと持つ「ゆる神」バランスを持続
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程を経て明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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