ベスト新書<br> 大阪維新で日本は変わる!?

ベスト新書
大阪維新で日本は変わる!?

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  • サイズ 新書判/ページ数 207p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584123799
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0231

内容説明

二〇一一年十一月の大阪ダブル選挙を制した大阪維新の会の勢いが止まらない。「ケンカ殺法」「創敵バッシング」と呼ばれる手法が国民に受けている。石原慎太郎・東京都知事との連携も噂される。関東で強いみんなの党、中京地区にも中京都構想がある。東京・名古屋・大阪の三都ブロックでローカルパーティーズの大きなうねりが起きている。民主党への国民の幻滅は頂点に達している。革命が起きる土壌は確実に全国に広がっている。間違いなく、ローカルパーティー連合のゆくえが、次の総選挙を左右する。余命3年といわれる「ジリ貧」日本を果たして救えるか。

目次

序章 橋下維新は一過性か大化けか
第1章 ローカルパーティ連合はどうなる?―橋下大阪維新の会・石原新党・みんなの党
第2章 大阪ダブル選挙が革命の序曲か!?―2011年11月27日の大阪維新革命
第3章 橋下ブームの虚実―橋下の野心はどこにあるのか
第4章 大阪維新と大阪市改革
第5章 大阪が変われば、日本が変わる!
第6章 公務員人件費はカットできるか―そして市民へのサービスはどうなる?
第7章 日本という国の膨大な税金のムダ
第8章 新党ブームは繰り返すが、飽きっぽい日本の有権者―新自由クラブ・日本新党・みんなの党そして大阪維新
第9章 政権交代に慣れていない日本
終章 余命3年の日本は、多党(大)連立で突破口を!―ローカルパーティーの各党も参加するか

著者等紹介

福岡政行[フクオカマサユキ]
1945年、東京都生まれ。1973年、早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。駒澤大学助教授を経て、現在白鴎大学教授・東北福祉大学特任教授。フィールドワークを重視する実証的政治学がモットー。ボランティア活動にも積極的に関わり、これまで、阪神淡路大震災をはじめ三宅島噴火、新潟中越地震、東日本大震災、そしてカンボジアの子どもたちへの支援活動をゼミ学生とともに行っており、現在「アシスト(ジャパン)の会」の事務局長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミッキー・ダック

4
国民が納める税金77兆円のうち30兆円(40%)が公務員3百万人(5%)の人件費で、給料水準は民間の1.6倍であるという。天下り先や事務費等の無駄も含めると税金の約半分を景気とは関係なく公務員が使っている。日本は「官富民貧」の国だ。民主党は公約の2割カットで7兆円を捻出するはずが、官僚に取り込まれて増税を決め自民党と同じになった。官僚と闘って「公務員改革」と「税金のムダ遣い阻止」を実現できるのは「維新の会」しかなさそうだが、彼らも万全とは言えない。余命3年の日本は、多党大連立で行くしかないと主張している。2012/10/02

Humbaba

4
自民党に代わって政権についた民主党であったが,その政治は民衆が望んでいたようなものではなかった.既存の巨大政党を見限り,新進気鋭の政党に目を向けると,維新の会は非常に精力を伸ばしている.これが新しい潮流となるのか,それとも第二の民主党になるのかは分からないが,だからこそ関心を持ち,参加することが大切である.2012/06/02

shimbo

1
図書館で目について何の気なしに借りてしまったが、読みづらく途中断念。大阪維新の会の分析本ではなく、公務員ムダ論の本。労働者の5%である公務員に税金の40%が人件費に使われている、と言うことは覚えておきます。2012/12/26

Shimizu Hitoshi

1
大阪維新の関連本で最新刊なので、何か新しいことが書いてあるかなと思って読んでみました。 読んでて感じたのは、「急いで出版したな」という印象。 テレビのワイドショーのコメントを延々聞かされ続けているような文章ですが、ポイントは以下の通りと思いました。 ・地方政治は中央官僚の天下り先になっている。 ・財政支出を抑制するには公務員改革が重要。 ・橋下市長と大阪維新の会に期待したい。 ・ローカルパーティーが連合すれば有力な勢力になる。 東京や日本全体への影響をメインに考えているところは、著者が東京出身だからかな。2012/05/20

Satoru Shiomi

0
大阪維新と書いてはあるが、本書のほとんどは他の政党や震災を含む、日本国の現状である。 また、本書で大阪維新に期待をしている書き方をされているが、著者本人からは本書発売前より維新は組織として成功しないとの言葉も聞いていたりもしていたので、本書の内容に矛盾を感じる。 ただ、デフレ期では増税ではなく節税、ジリ貧待ったなしの日本には、小手先ではなく責任を持って改革を邁進するリーダーが必要であるというのは、その通りであると思う。2014/01/11

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