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ドロボー公務員―日本を喰い物にする優雅な特権階級

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584123171
  • NDC分類 317.3
  • Cコード C0231

内容説明

公務員改革が進まない。税金のムダ遣いと天下り根絶を掲げて政権をとった民主党は、いまや官僚の言いなりに堕してしまった。国民に奉仕しようなどと考える公務員は少ない。多くの公務員は自分たちの既得権を守ることしか頭にない。国家財政が破綻しそうでも、税金を上げればいいとしか考えていない。そうして、勝ち取った予算は使い切る、お手盛りの手当てをつくる、天下り先を確保する。天下りが制限されれば、「現役出向」と呼び変える。事業仕分けは、ただのパフォーマンス。だって、「廃止」の判定に効力はなく、ほとんど実現しないのだから。現代は、公務員が国民を搾取する時代である。手を打たなければ、公務員により国が滅びる時代なのである。

目次

第1章 民主党への金まみれ選挙応援―官公労からの内部告発
第2章 広がる民間との給与格差
第3章 驚くべき税金使い放題天国
第4章 ギリシャを笑えない―公務員が世界を滅ぼす
第5章 官民交流を推進せよ
第6章 官僚を公僕に叩き落とせ
第7章 年金財源は公務員家庭が担え
第8章 公務員改革なくして未来なし

著者等紹介

若林亜紀[ワカバヤシアキ]
1965年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。ジャーナリスト。長谷川工務店(現・長谷工コーポレーション)勤務を経て、1992年、特殊法人日本労働研究機構(現・独立行政法人労働政策研究・研修機構)に勤務。公金浪費や天下りの実態を『週刊朝日』へ内部告発したことがきっかけになり、2001年自主退職し、フリージャーナリストに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

20
△公務員が責任を取らないことが一番の問題だと思います。そもそも安定志向が強いという印象が強い公務員は現状維持を好むのでしょうが国に勢いがなくなっている今、過去の踏襲だけではダメなのかなとも感じます。本自体は煽り本かなと思いました。2021/10/28

komati

7
作中では、過激なタイトルからも見られるように、労働体系、給与体系、様々な手当等、公務員が得ている種々の“ムダな”権利をさらけ出し、民間との乖離を主張している。自分も公務員ながら概ね賛成。人員や目的が実情に即していない天下り団体や、豪華すぎる公務員宿舎などにはメスを入れなければならないと思う。ただ、個人的には、もちろん民間の実情は鑑みるものの、それにただ合わせてなんでもかんでも削減するのではなく、法的根拠に基づき、民間のモデルとなるような労働及び給与体系等を構築するべきではないのかとも感じている。2012/02/05

jack

2
やっと判った。公務員が悪いわけでは無い。 この国に巣くう、強欲 「労組」だ。☆4.82015/11/03

飯田

1
とてもリアル2011/03/01

gummizuki

0
公務員の労働組合は強い、理化学研究所の予算の無駄遣い、日本はギリシャを笑えない、宝くじが当たらないわけなどが印象に残った。2019/03/04

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