内容説明
派手にガッツポーズを決めた岡田武史。そのこぶしには万感の思いが込められていた。逆風にさらされた中、南アフリカへと向かった岡田ジャパン。直前の親善試合でも完敗し、岡田は生命線ともいえるサッカースタイルまで大きく舵を切る。日本では大バッシングの嵐が吹き、メディアはこぞって批判を繰り返した。誰もが、無謀と思った決断。しかしその「無謀な」決断の裏には岡田武史の計算があった。そしてその計算は面白いようにはまっていく―。Jリーグの監督時代から南アフリカワールドカップまで、岡田武史を取材し続けてきたジャーナリストがみる、岡田武史。そのマネジメント力。
目次
第1章 決断のマネジメント(ワールドカップ終戦と岡田武史;大転換こそ「決断」の原理 ほか)
第2章 手配のマネジメント(最善の「手配」は正しい想定から;ベースキャンプ地選びという「手配」 ほか)
第3章 構築のマネジメント(「縦」よりも大事な、強固な「横」;チームに川口能活が必要だった理由 ほか)
第4章 岡田武史というリーダーとは(「決断」「手配」そして「構築」;真逆だった16年前 ほか)
著者等紹介
二宮寿朗[ニノミヤトシオ]
1972年愛媛県生まれ。日本大学法学部卒業後、スポーツニッポン新聞社に入社。格闘技、ボクシング、ラグビー、サッカーなどを担当し、数々のスポーツシーンの目撃者となる。2006年に退社し文藝春秋社「Number」編集部を経て独立。2010年南アフリカワールドカップでは、アジア予選から岡田武史監督(当時)に注目。執筆を続けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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