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岡田武史というリーダー―理想を説き、現実を戦う超マネジメント

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584123010
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0275

内容説明

派手にガッツポーズを決めた岡田武史。そのこぶしには万感の思いが込められていた。逆風にさらされた中、南アフリカへと向かった岡田ジャパン。直前の親善試合でも完敗し、岡田は生命線ともいえるサッカースタイルまで大きく舵を切る。日本では大バッシングの嵐が吹き、メディアはこぞって批判を繰り返した。誰もが、無謀と思った決断。しかしその「無謀な」決断の裏には岡田武史の計算があった。そしてその計算は面白いようにはまっていく―。Jリーグの監督時代から南アフリカワールドカップまで、岡田武史を取材し続けてきたジャーナリストがみる、岡田武史。そのマネジメント力。

目次

第1章 決断のマネジメント(ワールドカップ終戦と岡田武史;大転換こそ「決断」の原理 ほか)
第2章 手配のマネジメント(最善の「手配」は正しい想定から;ベースキャンプ地選びという「手配」 ほか)
第3章 構築のマネジメント(「縦」よりも大事な、強固な「横」;チームに川口能活が必要だった理由 ほか)
第4章 岡田武史というリーダーとは(「決断」「手配」そして「構築」;真逆だった16年前 ほか)

著者等紹介

二宮寿朗[ニノミヤトシオ]
1972年愛媛県生まれ。日本大学法学部卒業後、スポーツニッポン新聞社に入社。格闘技、ボクシング、ラグビー、サッカーなどを担当し、数々のスポーツシーンの目撃者となる。2006年に退社し文藝春秋社「Number」編集部を経て独立。2010年南アフリカワールドカップでは、アジア予選から岡田武史監督(当時)に注目。執筆を続けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

文章で飯を食う

7
勝つために、周到な準備のもと、決断をする。歴代の監督のなかで最高じゃなのか?一度、つなぎではなく最初から岡ちゃんに日本代表の監督をしてもらいたい。2015/08/09

AMOROS

0
ザックは外国人ということもあり「手配のマネジメント」がうまくいかなかったのかな。今治FCではなくウチのGMになって欲しかった。2014/11/16

mym

0
日本代表メンバーだけでなく、スタッフが過去の経験からいかに学び、成果を出したかということがよくわかる。その大部分を岡田武史監督という個人に帰して説明しているように感じられるが、実態は全体のマネジメントの成果の解説と言うように感じた。とはいえ、もちろん岡田武史監督の成果ではないといいたいのではない。彼のW杯監督経験は日本にとって非常に貴重であるし、その経験の後に数多くのクラブを成功に導いている彼の手腕は疑うところではない。ピッチ上の戦いだけでなく、ピッチ外にも目を向けることで見えるものもあり、興味深い。2010/11/04

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