内容説明
まもなくアナログテレビ放送が終了し、デジタルテレビ放送に全面移行します―。総務省やテレビ局は、この事実を国民に伝えるためだけに、多大な宣伝費をつぎ込んでいる。だが、アナログで不自由していないのに、どうして移行しなければいけないのか?地デジはそんなにすばらしいのか?今より不便になる面はないのか?どうすればテレビを見続けられるのか?本書では、テレビ局と新聞社、さらには総務省が隠したがる「地デジの正体」をわかりやすく解説。地デジにだまされない知識が身につく。「気軽にテレビを見たいだけ」という人にもオススメ。
目次
第1章 地デジ完全移行で何が起きるのか?
第2章 「貧乏人はテレビを見るな!」という国策
第3章 ここが変だよ、ハイビジョン
第4章 過剰なコピーガードが壊したもの
第5章 「電波の有効活用」は本当か?
第6章 後悔しないテレビ・録画機購入ガイド
あとがき―最後の選択は「テレビをやめる」ことか?
著者等紹介
たくきよしみつ[タクキヨシミツ]
1955年、福島県生まれ。作家。上智大学外国語学部非常勤講師。20代でビクターよりレコードデビュー。30代で『マリアの父親』で第4回小説すばる新人賞受賞。50代からは福島県阿隈山系に居を移し、自宅スタジオでの音楽制作や著述活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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