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大阪 地名の謎と歴史を訪ねて

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  • サイズ 新書判/ページ数 239p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584122426
  • NDC分類 291.63
  • Cコード C0226

内容説明

大阪は、歴史と文化の宝庫である。本書では、著者が大阪府内43市町村一つひとつを訪ね歩き、各地の見どころを足掛かりに、その土地の歴史や地名の由来を探っていく。萱野三平ゆかりの「箕面」の地名由来とは。「隠れキリシタンの里」のあった茨木は「蕀切」か、「茨城」か。楠木正成親子の別れの地「桜井駅」とはどこか…。地名の謎を紐解くうちに、大阪の知られざる歴史や新たな魅力をたっぷり味わうことができるだろう。各項目ごとに地図・写真・アクセス方法を付記し、観光ガイドとしても最適。本書を片手に、歴史をたどる旅に出かけませんか。

目次

第1章 大阪人も知らない大阪の歴史
第2章 緑の自然と対話する
第3章 大阪の国宝建築を見に行く
第4章 私のまちの美術館めぐり
第5章 大阪の意外な「日本最古」
第6章 社寺をめぐる小さな旅
第7章 郊外地のレトロ建築
第8章 街道筋で昔をしのぶ
第9章 あの人の足跡を訪ねて

著者等紹介

若一光司[ワカイチコウジ]
1950年生まれ。大阪府豊中市出身。作家。『海に夜を重ねて』(河出書房新社)で八三年度文藝賞受賞。小説のほかノンフィクションや評論も手がけ、趣味の化石採集での著書もある。アジア情勢や人権問題に精通しており、テレビ出演も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のぶさん

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地名の謎とあるが、歴史を訪ねての方がメインだと思った。古代から近代までの様々な遺跡を紹介している。一心寺のように、お参りしたことがあってもその由来を知らなかったり、有名なのに行ったことがないところがあったり。身近すぎて訪問する機会がなかったのかな。これからは帰省するたびに、少しずつ訪ねてみたいと思う。地名の謎も面白いのだが、つけた詩みたいになっているのが残念。2015/09/17

マウンテンゴリラ

0
自身、大阪に長く暮らしているにもかかわらず、なんと大阪に関する知識の乏しいことかと本書を読んで情けなく感じた。たんに地名や名所の地理的把握だけでなく、著書のように歴史的な経緯についての知識を得ることによって、場所を平面的、空間的に認識するだけでなく、歴史的時間を含めて四次元的に把握することもでき、新たな楽しみ方を示してくれているようにも感じた。2013/06/04

今西行

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近場での観光に、随分参考にさせてもらっている。歴史好きの大阪人には重宝する一冊。2011/01/29

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