内容説明
「しどろもどろ」は、どうして「しどろもどろ」と言うのでしょうか？「満を持す」の「満」とはいったい何のことでしょうか？日常何気なく使っていて、語源など考えたこともないような言葉の来歴を尋ねてみると、意外なことがわかります。言葉の中にある人の心や歴史や文化を学ぶことができるのです。語源を学ぶと、「だからこういう意味になるのだな」と記憶を確実にしてくれる効果もあります。そうして、知らず知らずのうちに、豊かな日本語を身につけることができるのです。さあ、「誰も知らない語源の話」満載の本書を携えて、言葉の大海原へ漕ぎ出しましょう。
目次
第１章 自然
第２章 社会
第３章 生活
第４章 人問
第５章 文化
第６章 一般語
第７章 慣用表現
第８章 カタカナ語
第９章 地名
著者等紹介
増井金典［マスイカネノリ］
１９２８年、滋賀県生まれ。立命館大学大学院修士課程修了。滋賀短期大学名誉教授。日本ペンクラブ・日本語学会会員。滋賀県文化功労賞受賞（方言・国語学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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