内容説明
男前の器量を身につける。本物の男たちから受け継いだもの。一流の男たちに教わるオトナの作法。
目次
1章 わたしを育てた師匠たち
2章 男の品性は食に表れる
3章 おいしく食べる寿司の作法
4章 おいしく食べる和食の作法
5章 おいしく食べるフレンチ・中華の作法
6章 いつも最高の“お客”であれ
著者等紹介
山本益博[ヤマモトマスヒロ]
1948(昭和23)年、東京浅草生まれ。料理評論家。早稲田大学第二文学部演劇科卒業。卒論「桂文楽の世界」を『さよなら名人藝』(晶文社)として出版。1982年に出版した『東京・味のグランプリ200』(講談社)以来、食に関する著述、講演、テレビ・ラジオ出演を始める。料理を作る研究家としてではなく「料理評論家」として“毎日、外で食べていれば食っていける不思議な職業”を確立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おくらさん
9
まさに大人の作法。マナーというよりは、おいしく頂くための方法かな。マナー本とは違って、覚えるというよりは、読みやすいと思いました。2016/11/12
ゆうきなかもと
9
再読 これ読んで寿司食いたくなったから寿司屋行きます てゆーか行ってきました(・∀・)2015/05/01
時次郎
4
フランス料理のマナーは何となく分かるが(本書を読んで、全く分かっていなかった事が分かりましたが)、和食の代表である蕎麦や寿司、身近な中華料理の作法は知らなかった。「蕎麦をたぐる」という意味、にぎり寿司の醤油の付け方、店内での振る舞い方等知らない事だらけ。今まで、どんなに恥ずかしい事をして来たのか考えただけで顔が赤くなります。 お店に行っても恥ずかしくない振る舞いを身につけたいなら、是非この本を読む事をお勧めします。ある意味、社会人必読書だと思います。 2014/12/03
けんた
3
ただのウンチクかと思って読んだが、大人として自然に身につけるべき態度がわかりやすく書いてあり、非常に興味深く読めた。学生が読んでも共感できる部分はあまりないと思うが、社会経験をある程度積んで読むと理解できるのではないだろうか。最近こんな素敵な振る舞いのできる人ってなかなか見ないですね・・・2010/10/29
iqo720
2
一読して損はない本。「美味しいモノを食べる」のではなく「モノを美味しく食べる」という発想は言われればその通りなのだが、言われなければ気が付けないもの。マナー本ではなく心意気について述べており今すぐにでも意識できることばかり。中華をしきれたら楽しいだろうな。2018/01/17