内容説明
平成の大合併で生まれたびっくり!フシギ?地名の由来を完全検証。
目次
第1章 「誇大呼称」をいただいた新市名
第2章 「捏造」された新地名の氾濫
第3章 河川名の転用が新たな混迷を呼ぶ
第4章 大増殖した「旧国名僭称」型新市名
第5章 方位称、抽象語、天象・気象用語から作られた地名
終章 平成大合併の新市名を採点する
著者等紹介
楠原佑介[クスハラユウスケ]
1941年、岡山県生まれ。京都大学文学部史学科(地理学)卒。出版社編集部勤務ののち編集・著述・評論活動に従事。現在、「地名情報資料室・地名110番」主宰、正しい地名振興運動世話人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Tadashi_N
10
誰の為の平成大合併だったのか?2014/06/05
あらあらら
7
ひらがな、カタカナとか、東西南北をつけるのはセンスないと思っていたし、合併で、どこのことだかわからないところも増えた。でも、著者の対案が地味過ぎて受け入れられにくいのも確か。2014/12/02
k_jizo
1
帯に惹かれて読んでしまった。冒頭千葉県太平洋市を山武市に取りまとめようとする人たちに武佐市の歴史的意義を説く逸話があるが、筆者のKYぶりは終始一貫しているのでムカつきを通り越して面白い。著者お奨めの代案にならなくて良かったとつくづく思う。2014/01/21
酔宵堂
1
カウンター前にピックアップしてあったのでつい。地名にまつわる若干頭を抱えたくなるようなトホホな話で、筆者が挙げている代替案の、どれもこう確かにパッとしないと感じるのはまあ違いない。けれど、じゃあパッとしてればいいのかと云うとこれはDQNもといゲラゲラネーム、珍名にも通じる禍根みたいなものが見え隠れするような気がして、なんと云うか割と暗澹たる気分にはさせられる。古代発音から若干のトンデモ臭を嗅ぎ付けはするものの、なかなか興味深く読んだ。2013/10/17
Eddie
0
確かにヘンな市町村名が多いが、著者の代案もイマイチ。2015/12/24
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