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認定「温泉遺産」日本の名湯100

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  • サイズ 新書判/ページ数 381p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584121443
  • NDC分類 291.09
  • Cコード C0226

内容説明

温泉ジャーナリスト・野口悦男は40年の歳月をかけて、全国3292カ所の温泉地、述べ8000軒の温泉宿をめぐり、後世に残すべき「温泉遺産」の価値観をもつに至った。そこで、野口悦男が中心となって「日本温泉遺産を守る会」が温泉を愛する有志と共に発足した。そして日本全国に約1万9千軒の温泉施設がある中で「温泉遺産」の定義に基づく湯宿を800軒ほど認定した。そこからさらに厳選した100軒をまとめて紹介する。

目次

第1章 北海道
第2章 東北
第3章 関東
第4章 甲信越
第5章 東海・北陸
第6章 近畿・中国
第7章 九州

著者等紹介

野口悦男[ノグチエツオ]
温泉ジャーナリスト。日本温泉遺産を守る会代表。昭和22年、埼玉県生まれ。國學院大學法学部を中退した43年頃より、山岳やスキーなどのアドベンチャーカメラマンとして活躍。世界各地を巡り、なかでもヒマラヤのナンダ・デビィ山域では、世界初のスキーによる縦走に成功。平成12年、日本全国三千湯の温泉入湯を果たし、温泉ジャーナリストとして、テレビ、雑誌などで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雲をみるひと

26
100件の源泉宿の紹介本。15年ほど前の本で紹介されている宿の多くが鄙びた宿だが、一部九州などに今風の部屋付き露天風呂の宿も含まれている。温泉集としては価値がありそうだが、読み物としてはもう一つ。似たような紹介文を100も読むと飽きがくる。構成に工夫が有れば尚よかったかもしれない。源泉掛け流しの定義などの前文もよいので少し勿体無い印象。2021/08/10

ピオリーヌ

8
何れも素晴らしい名湯ばかりだが、「温泉遺産」の基準が同じであるためどの文も同じような文体に感じてしまうのが些かもったいなく感じる。著者は露天風呂に重きを置いているが、露天風呂が無い名湯も沢山あるぞと言いたくはなってしまう。2021/08/25

bittersweet symphony

0
先日急逝が伝えられた野口悦男さんによる数ある温泉遺産紹介本のうちのひとつ。立場的に長生きしていただかないといけない人だとは思うのですが…。死因の大動脈乖離は高血圧が主原因でおこるようですけれども…。ご冥福をお祈りいたします。内容的には、温泉が源泉かけ流し、施設が歴史を感じさせるなど温泉遺産の認定基準があるため、どの施設の紹介文も極端に言えば判で押したように同じようになってしまっているのが残念。2008/12/19

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