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コレステロールは高いほうが病気にならない

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584120958
  • NDC分類 491.44
  • Cコード C0277

内容説明

コレステロール値は低ければ低いほどいい、といった神話がいつのまにか常識として定着してしまった。この神話は、じつは本書で述べるように幾重ものカラクリによって確立されたものだが、現代人の大半は「コレステロール悪玉神話」に完全に洗脳されている。本書は、正しいコレステロールの知識を普及する活動の一環として手がけたものである。

目次

第1章 コレステロールは高いほうがいい(コレステロール狂想曲に踊らされているニッポン人;「最も死ににくい人たち」を治療している現状 ほか)
第2章 コレステロール低下薬は本当に必要?(1人の患者さんを救うのに4億円費やしている;医師がスタチンを好んで使いたがる理由 ほか)
第3章 低コレステロールは死にやすい(コレステロールが低いと寿命が縮む?;脳卒中やガン、心の病気を促す可能性も ほか)
第4章 まちがった食事療法の恐怖(心筋梗塞の最大のリスクは意外なところにあった!;コレステロールの摂取量を減らすのは無意味 ほか)
第5章 魚の油が心臓を元気にする(最大の決め手は「魚を常食する」こと;魚を習慣的に食べている人は、突然死が81%も低い ほか)

著者等紹介

浜崎智仁[ハマザキトモヒト]
医学博士。富山医科薬科大学教授。日本脂質栄養学会会長。1947年生まれ。71年千葉大学医学部卒業、74~78年マサチューセッツ工科大学留学、78年千葉大学大学院医学研究科修了、同大学医学部第二内科入局、81年同助手を経て、国立佐倉病院内科医員、83年富山医科薬科大学附属病院第一内科講師、87年米国イリノイ大学留学(文部省在外研究員乙)、97年富山医科薬科大学和漢薬研究所臨床利用部門(03年に臨床科学研究部門臨床利用分野に改組)教授。大連医科大学および大連大学の客員教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぼっこれあんにゃ

3
◎コレステロールと聞くと体に悪そうなもののように聞こえるが、そんなイメージ先行の常識を覆してくれる本。目から鱗です。本書の主旨は「心筋梗塞を起こしてなければコレステロールを下げる必要はない」というもの。むしろ、コレステロールが低い方が体によくないそうです。また、BMI28以下ならちょっと肥満気味の方が長生きするそうですし。それから、コレステロールを撮らない食事は危険、むしろ魚を多く食べる様にすることが心筋梗塞を初め様々な病気の死亡リスクを下げるという。健康には禁煙、運動、魚食だそうです。2016/02/02

Tadashi_N

0
目から鱗。魚やオリーブオイルの活用。2012/11/30

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