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長岡藩軍事総督 河井継之助―武士道に生きた最後のサムライ

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  • サイズ 新書判/ページ数 244p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584120736
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0221

内容説明

時代の流れに溶け込んで行けば、無難に生きながらえたかも知れないが、時流に流されることに納得出来ず、戦いを挑んだ最後のサムライが、幕末から維新にかけて、何人かいた。会津の侍たちは、文字通り、ラストサムライの軍団だった。どう生きるか、選択の幅があったにもかかわらず、あえて武士の道を貫いた人物もいた。長岡藩の河井継之助である。美意識としての武士道に生きた越後の英雄、河井継之助の生涯を追う。

目次

第1章 長岡藩とはなにか
第2章 運命の旅
第3章 苦い思い出
第4章 継之助登場
第5章 英雄の人たらんか
第6章 越の山嵐
第7章 長岡大戦争
第8章 八十里峠

著者等紹介

星亮一[ホシリョウイチ]
1935年、宮城県仙台市生まれ。東北大学文学部国士学科卒。2002年、日本大学大学院総合社会情報研究科修了。作家。『奥羽越列藩同盟』(中公新書)で福島民報出版文化賞を受ける
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あらあらら

13
司馬さんの「峠」の主人公河井継之助を多くの資料からまとめあげたもの。これはこれとして、峠をもう一回読みたくなったな2015/03/09

金目

4
戊辰戦争において賊軍とされた会津と薩長の間で中立を保とうとし、交渉の窓口が閉ざされてからは堂々と戦った武士道の人。とはいえ、余計な戦争を長引かせただけと、身内から言われてしまうのはやりきれない。奉行時代は遠山の金さんみたいなまねしてたというが、本当だろうか2024/08/07

マコ太郎

1
山口県民の田舎者たちに読んでもらいたい。2013/01/02

ysteio

0
光栄の「維新の嵐」で初めて知った人物。以後、関連の書物があれば読むことととしている。

雪町

0
幕末に武装中立を目指した越後長岡藩の家老・河井継之助について。武士道的な美意識からの武装中立でも北越戦争でもない印象を受けた。隣藩の長岡を是が非でも同盟に引き入れたい会津と、会津憎しで聞く耳持たない官軍との板挟みでモヤモヤする。2015/06/02

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