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春画 浮世絵の魅惑〈1〉

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584120651
  • NDC分類 721.8
  • Cコード C0272

内容説明

春画は秘密にされ、封印された世界ではない。われわれは眼を輝かせ、あらゆる妄想を払いのけ、タリズマン(不思議な力)・アートとして、鑑賞する時、春画は新しい存在感を誇示し、世にも稀な人間的な楽しみを満喫させる―。

目次

序章 春画の魅惑力―春画美術の譜系
第1章 小柴垣草子断簡―平安王朝の秘画絵巻
第2章 土佐光信と狩野探幽―二大巨匠たちの春画
第3章 鈴木春信の錦絵―錦絵版画の創始者
第4章 鳥居清長の清艶美―エクスタシーの官能美を描く
第5章 月岡雪鼎のレアリズム―悦楽の美を究める
第6章 風呂絵の楽しみ―浮世絵のヌード美
第7章 長崎絵の異国風俗―オランダ人、唐人たちの春画
第8章 ヴァギナの告白―春画は性教育の手本

著者等紹介

福田和彦[フクダカズヒコ]
1929年大阪生まれ。文化学院文科、東京写真大学技術科を卒業後、アテネ・フランセに学ぶ。1958年より、金沢美術工芸大学産業美術学科主任を十五年勤める。1963年、第一回国際工業写真展(旧チェコスロヴァキア)グランプリを受賞。1967年より東洋、西洋美術研究のため、インド、東南アジア各地、欧米諸国(イタリアを中心に)にて長期滞在生活を送る。著書は百五十冊余。性哲学者・美術史家。WAS学会員
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