ベスト新書<br> 農水省に日本の「食」は守れるか―生産者から消費者の視点へ

ベスト新書
農水省に日本の「食」は守れるか―生産者から消費者の視点へ

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584120453
  • NDC分類 611.31
  • Cコード C0230

内容説明

狂牛病対策の失敗で、消費者の農水省への不信感は頂点に達した。顕著に露呈された生産者・業界偏重の行政、希薄な危機管理意識、無責任体質。なぜ農水省はここまで堕落してしまったのか。「消費者のため」に生まれ変わることはできるのか。狂牛病、雪印食品の偽装表示問題、セーフガード、諫早湾干拓事業など、農水省が関わる最近の事例を題材に、行政の問題点を検証し、改革の可能性を展望する。

目次

第1章 消費者の「農水省」離れ―狂牛病騒動
第2章 重大な失政―検討委報告と責任問題
第3章 崩壊する「食」の安全―偽装表示問題
第4章 公共事業を考える―諌早湾干拓事業
第5章 世界が日本市場をねらう―農産物セーフガード
第6章 農水省改革―「食と農の再生」は可能か

著者等紹介

寺光太郎[テラミツタロウ]
69年生まれ。千葉県出身。早稲田大学政経学部卒、93年朝日新聞社入社。三重県津支局、名古屋経済部を経て00年9月から東京経済部記者。01年1月から02年3月まで農水省を担当し、本書で取り上げた問題のほか、北方四島沖での日韓サンマ漁摩擦やコメの構造改革、雪印グループの経営問題などを取材。02年4月より内閣府担当として、経済財政諮問会議などをカバーしている
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